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Androidで日本語物理キーボードを快適に使える「KCM for 日本語106/109キーボード 」

 

かなり既知の件なんですが、Android で日本語配列キーボード(JP109/106)を使うときに便利なキーボードレイアウトアプリ「KCM for 日本語106/109キーボード」を取り上げます。

ようは、Android に物理キーボードを接続してゴリゴリ入力したい。とか、一部の Android 版リモートデスクトップアプリから Windows PC へリモートデスクトップ接続して多少の日本語入力をしたい。なんてときに助かるアプリです。

ダウンロードはこちらから(Android 4.1 以上のみ)

KCM for 日本語106/109キーボード - Google Play

Android 4.1 から追加された「User-installable keymaps」機能を使っているので Android 4.1 以上が必須になります。

日本語配列キーボードレイアウトに対応していない素の Android に近い機種でも、今回のアプリを使えば、まぁ割と日本語配列キーボードが使い物になるよ。というわけ。

ただし、一部メーカーの制約により使えない機種もあるので注意が必要です。基本的には Nexus 7 /10 などのプレーンな機種で重宝すると思います。

使い方

アプリインストール後の使い方は、一般的な Android のキーボードレイアウト変更と全く同じになります。

  1. Bluetooth / USB キーボードを Android へ接続
  2. 「設定」→「言語と入力」→「物理キーボード」の直下の項目をタップ(物理キーボードが繋がっていないと表示されません)
  3. 「キーボードレイアウトの選択」画面 →「キーボードレイアウトの設定」
  4. 「日本語 106/109(XXXX)」のうち、使う項目だけチェック →「戻る」
  5. 「キーボードレイアウトの選択」画面でレイアウトを選択

という流れです。

KCMforJP106_109KeyLayout_4_sh

次回以降は、3,4の設定は不要になります。

ちなみにこのアプリでは、Windows キーをHOMEキーを割り当てたものや、CtrlキーとCAPSキーを交換したものなど、様々なレイアウトが用意されています。

KCMforJP106_109KeyLayout_2_sh

標準的なキーボードに慣れている人なら、「日本語 106/109(IME用)」を選べばよいと思います。

ちなみに Google 日本語では「半角/全角」キーでかな英数切り替えができました。また、ATOKの場合は、「半角/全角」キーだけでなく、「変換」キーでもかな英数切り替えができました。

日本語キーボードでのリモートデスクトップも多少は使い物になる?

ローマ字入力者なら。という前提にはなりますが、このアプリの「日本語 106/109(IME用)」キーレイアウトを使うと、次のリモートデスクトップアプリとの組み合わせであれば、接続先に日本語キーボードがつながっていても多少は使う気がする環境になったりします。

もう事ある毎にオススメしている高額アプリ(約1,500円)ではあるんですが、接続先 PC に余計なソフトを入れなくても動きますし、Android 側のバッテリ持続時間などなどの面でも Splashtop とは違う価値がある。ということで、イザという時の非常手段としてあると安心ではあります。

そりゃ Splashtop の方がヌルヌル動くんですが、アレって低速回線だと画面が崩壊したり、回線が安定してても、PC側のコンパニオンソフトの問題なのかなんなのか接続できない事があるんですよね。

そういう時でも RDP さえ繋がればなんとかなりますし。って普通にノートPC持ち歩けばいいんですが。

あと、上記リモートデスクトップアプリからの接続時でも、諸々の制約によりやっぱり「変換」キーと「無変換」キーは使えません。よって長文入力にはあまり向かないような気はします。

ちなみに以前はPC側もAndroid側も全て英語キーボードに統一すれば、リモートデスクトップ時でもほぼ完全にキーボードが動いたのですが、最近のアプリのアップデートがいけなかったのか、Android 4.3 へのアップデートがいけなかったのか、この方法が使えなくなって焦って違う方法を探した。というのが真相。

つまり、Android で日本語キーボードを使う。という目的だけで言えば冒頭に言ったとおり既出の話でして。本来の目的はこのリモートデスクトップにあったんですよね。

余談

今回紹介したアプリ以外にも、同じような日本語キーボードレイアウトとしては以下があります。

正直、「Android + 物理キーボード」にはそれなりに興味は持ちつづけてまして、Android 4.0 時代にはキーボードレイアウトのカスタム方法の記事なんかも書いていたり、今回の User-installable keymaps についても早くから試していましたが、動いたからと言ってじゃあ実用性はどうか。という部分では色々思う所もあり。

最近は、Android もそれなりに速くなってきたし、何より IME が物理キーボードでもまともに動くようになってきまして、文章入力用途でもそれなりに使えるのかもしれない。みたいな気配が出てたので、それであえてこのタイミングでもう一度、取り上げてみた。という感じだったりします。

それにしても Xtralogic の Remote Desktop Client は、「変換」キー「無変換」キーと、かな入力時の「¥」「ろ」キーの挙動が修正されればほぼ完璧なんですけどねぇ…。

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