auも通話定額へ、新料金プラン「カケホとデジラ」と「データギフト」を正式発表

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auは25日、国内通話定額プラン「電話カケ放題プラン」および「データ定額」を組み合わせた新料金プラン「カケホとデジラ(電話カケ放題 と データ自由ライフ)」を発表しました。

新料金プランは2014年8月13日より提供開始予定。

ただし、7月1日から実施のキャンペーンとして「電話カケ放題」などが先行提供されます。

また、データ容量を500MB単位で家族回線と贈り合うことができる「データギフト」も2014年12月から提供予定。

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「データギフト」は追加料金無しで利用でき、受け取ったデータ容量を当月末まで使えるとのこと。

ドコモの場合、パケット定額の家族共有には月額500円の「シェアオプション」が必要になるため、お値打ちにも見えますが、auの新料金プランではデータギフトを受け取る側の家族回線にもパケット定額契約が必須となっているため、注意が必要です。

音声定額は他社と同じ月額2,700円。データ定額は10GB以上でお得感アリ

音声定額付きとなる新しい基本料金は、スマホ向けが2,700円/月、ケータイ向けが2,200円/月と他社と同水準。(いずれも2年縛り時)

ただし、ドコモのデータプラン(月額基本料金1,700円、1,200円)に相当するプランは発表されていないようです。

基本料金に追加で必要なデータ定額プランは以下のいずれか。

データ容量月額料金1GB当たり
データ定額2
(2GB)
3,500円1,750円
データ定額3
(3GB)
4,200円1,400円
データ定額5
(5GB)
5,000円1,000円
データ定額8
(8GB)
6,800円850円
データ定額10
(10GB)
8,000円800円
データ定額13
(13GB)
9,800円754円

※別途、LTE NET 月額300円が必要。

2GB、5GB、10GB、15GB…と刻みの大きいドコモのパケットパックと比べ、細かく容量指定できる点が特徴と言えます。

単純に1回線だけで見れば、ドコモが月間10GBで9,500円なのに対し、au は8,000円とお得感があるようには見えます。

そのうえ、固定回線セット割「スマートバリュー」を適用すれば1,410円の値引き(当初2年間。それ以降は934円)ですから、パケット定額部分だけなら実質6,590円で月間10GBと、ますます悪くない数字に思えてきます。

しかし、ドコモと異なりパケットシェアの対象回線にも「データ定額」または「LTEフラット for Tab/Tab(i)/DATA(m)」または同cpの契約が必要。という落とし穴があるため、2人以上でauスマートバリューを適用しない場合、かなり割高になるのではないか、という印象は拭えません。

なお、現行のLTEプランについては、公式サイトにて2015年2月に受付終了する。と一時掲載されましたが、その後、その表記は見当たらない状態になっています。

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※この記事は追記、更新する可能性があります。

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