ドコモ、Xiパケット通信の「3日間1GB」速度制限を撤廃

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NTTドコモの公式Twitterアカウントによると、ドコモは Xi のパケット通信に関して、直近3日間のデータ利用量に応じた通信速度制限を撤廃済みとのこと。

ドコモはこれまで、直近3日間のデータ利用量が1GBを超えた場合に通信速度制限を行う場合がある、と明言していましたが、今後は「Xi契約」かつ「Xi対応機種」利用時のみ、この縛りはなくなります。

すでに公式サイトからも、3日間の通信速度制限に関する記述が削除されています。

(新)
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(旧)
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なお、Xi契約でFOMA端末を利用している場合は、3日間で約300万パケット以上通信時に、ひきつづき速度規制を行う場合があるとのこと。

MVNOとの「ねじれ」を解消する3日間通信量規制の撤廃

3日間での通信速度制限に関しては、すでに一部のMVNOが使い放題プランを提供しているほか、また、IIJmio のように高速通信量制限は月単位のみで、3日間規制が無い(クーポン残量がある前提)ケースもあるなど、現状では、ドコモなどのMNOの使い勝手が、むしろ、MVNOより悪くなる要因のひとつとなっていました。

今回のドコモの同規制の撤廃により、このような逆転現象は、ひとつ解消される事となります。

余談ですが、個人的には3日間の通信速度制限といえばソフトバンクのえげつなさを思い出さざるを得ないところでして。

僕はこれまで、そして現在でもドコモ回線で規制を喰らったことはほとんどありませんが、ソフトバンクにした途端、週に何度も規制を喰らってまったく使い物にならず(半年は我慢したのですが)、たまらずちょうど今週解約したところだったりします。

ということで、au、ソフトバンクなどの他社が今回のドコモの動きに追従するのか、気になるところです。

また、実際問題として、僕のように1人でシェアパック15(月間15GB)を契約していたり、あるいはデータパックL(8GB)でパケット通信を繰り越した翌月だと、3日間1GB規制がある限り、1人×1台ではパケットを使い切れない、という問題点もあったわけで、いずれにせよ、2014年から導入された新プランとの整合を取る意味でも、今回の規制解除は必然だったと言えるのかもしれません。

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ソース:

Hatena Pocket Line

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