【Ingress】IITC/IITCmの描画を高速・軽量化するプラグイン「Use Canvas rendering」

 

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なんか意外と知られていないようだったので、Ingress 用勝手 Intel アプリ「IITC」「IITCm」の高速化技を紹介しておきます。

PC だけでなく、Android スマートフォンやタブレットでも使えるワザです。

Android スマホ・タブレットだと IITC の動作が重いから、仕方なく Intel 用の Windows タブレットも持ち歩いてるんだよねー。という人なら試してみる価値があるかも。

ちなみに IITC は非公式の勝手アプリのため、ご利用の際は正しくリスクを認識の上、自己責任でお願いします。

基本的には、描画周りだけを高速化する設定のため、サーバーとの通信部分などは高速化されません。しかし、都市部のようなポータル密集地での広域表示時、特にスクロール時なんかは驚くほど速くなると思います。

IITCmでのCanvas有効化方法(モバイル版)

Android スマホ・タブレット向け IITCm での「User Canvas rendering」プラグインの有効化方法は、次のとおり。

メニュー →「Settings」を開き、
HowToTurnOnUseCanvasRenderingOnIITCAndIITCm_3_sh

「IITC Plugins」をタップ
HowToTurnOnUseCanvasRenderingOnIITCAndIITCm_4_sh

「Tweaks」をタップ
HowToTurnOnUseCanvasRenderingOnIITCAndIITCm_5_sh

「Use Canvas rendering」にチェック。
HowToTurnOnUseCanvasRenderingOnIITCAndIITCm_1_sh

設定は以上です。これで Canvas ベースの高速レンダリングが有効になります。

ただし、画面中の説明にもあるとおり、この機能はまだ実験的な機能で、テストも不十分です。万が一耐えられないような不都合があった場合は、チェックを外せば元の設定に戻せます。

ちなみに個人的には、もうこれ無しだと Android から IITC 使うのは嫌だなぁ。と思う程度には速くなる設定と思ってまして。怪しさは漂うものの、デスクトップPC上の Chrome で見るのと大差ないか、それ以上に速くなる感じです。(Snapdragon 800 / 805 / Tegra K1 機での感想)

IITCでのCanvas有効化方法(PC・Chrome)

PC 版「IITC」でも Canvas ベースレンダリングを有効にすることができます。ここでは、Chrome + Tampermonkey を使っている前提で進めていきます。

まず、以下2つのうち適切な方から、「Use Canvas rendering」プラグインをダウンロード&インストールします。(大抵はテスト版?)

設定はこれだけですが、通常はそのままで Intel を見ると、多分、次のエラーが出てしまうと思います。

The Canvas Rendering plugin failed to enable canvas rendering in leaflet. This will occur if it initialises too late.
Try re-ordering userscripts so Canvas Rendering is before the main IITC script.

その場合は、次の記事を参考にして「Use Canvas rendering」スクリプトの実行優先順位を IITC 本体より高く設定する必要があります。

具体的には、実行順序を「1」番に設定すると良いでしょう。

個人的には Canvas レンダリングを有効にすると、Haswell 世代ノートPCの内蔵グラフィックでも、そこそこのデスクトップPC並みか、それ以上に速くなる感触です。

繰り返しますが、デスクトップ・モバイル版いずれの場合も、グラフィック描画周りは高速化されますが通信周りは高速化されません。そして、Intel Map は通信周りがなかなか重いので、その部分についてはある程度我慢です。

それでも、ポータル密集地や都会の広域戦況を確認するときには、絶大な威力を発揮するプラグインと思います。

検索用キーワード:インテルマップの高速化

※2015/2/20 文章ブラッシュアップ

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