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旧機種を活用する時代?初代Xperia Z Tabletが意外と使えてびっくりした。RAM 2GBは大きいね【ROM焼き】

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おいおい、いつの時代だよ?という機種ですが、数週間前、某御仁から「Xperia Z Tablet でマインクラフトを動かしたいから Android 5.1 にアップグレードしたいんだけどさー」と相談を受けまして。

耳を疑うような旧機種の話に、「Z2 Tablet の間違いじゃないの?」と何度も念を押したのですが、これがどうにも初代の Xperia Z Tablet で間違いなく。

「そんなポンコツ売っぱらって、とっとと新しいの買っちゃいなよ、YOU。」と、優しい言葉を返してあげるも、聞けば16,000円くらいで買った中古品らしく、しかもどうやら、まだ話せるようになったばかりの甥っ子専用端末になっているから金を出すほどでもない。という事情があるんだそう。

「そういえば国際版なら初代 Xperia Z シリーズでも Lollipop が提供されてたんだっけか?」などと思いつつ、後日、持ち込まれた実機を見て愕然。なんとまぁ、これがドコモ版の Xperia Z Tablet SO-03E であることよ。

怒りに打ち震えながら、一応は公式アップデートを調べてみるも、そりゃーまぁ、案の定 Android 4.x 系が最新という。

で、本人に、「この板をどうするつもりなの?瓦割りでもする?」と聞くと、そこまでスマホに詳しくないはずなのに「なんか、Flashtool で無理矢理 Android 5.1 を焼こうと思ったけど、うまくいかなくてー。」とのこと。

と、ここで、「こいつ、なつかしのROM焼きしようとしてやがる…」と判明したわけです。

つかですね、僕って男は Android 4 系以降は root 取りたい熱も冷め、やれ radio がどうだの bootloader がどうだのパーティションだの fastboot flash コマンドだのとは無縁で平和な生活を送っている老兵みたいなもの。

最近はそっち系のネタをドコにも書いた記憶はないのに、なんて勘がイイんだろうねこの人は。と訝しみながら、でもでも、近頃のROM焼き界隈の様子も気になったので、少しだけ首を突っ込んでみることにしました。

 

で、あんまり詳しくは書かないわけなんだけど、噂どおり Flashtool ってのはめちゃくちゃ楽で。こんなの無しだろ。ってレベルなわけです。

細かいところは自信がありませんが、恐らくは Radio は弄らない前提なんですかね。で、それ以外のパーティション領域にドイツ版だかどっかのROMだけを焼くのかなー。という印象です。

初期設定のままだとパーティション構成まで変更されるようで、ユーザーが使える記憶領域(いわゆるROM)が32GB→16GBになってしまうなどの罠もあるようですが、パーティションを変更しないオプションを選んでおけば32GBモデルのままでROMだけ焼ける。というTIPSもあったり、と、過去に経験した色々なトラブルを思い起こさせてくれる楽しい感じではありました(苦笑)。

何も注意しなくても、ユーザーデータやインストール済みアプリがすべて引き継がれるというのも想定外。老兵には隔世の感です。

あとは、au 版の Xperia にドコモROMを焼くとかいう怪しい話も普通に出てたりして、なんというか存在は知ってはいたわけですが、扱いに困るわけであります。

 

何より驚いたのは、Xperia Z Tablet がRAMが2GBだからか意外と使える、という部分。こういう所でやっぱり RAM 積んでるマシンは正義だよねー、と再認識。クッソ非力なCPUだしダメだろコレ、と思ってたのに、意外と触れちゃう。

円安の影響でスマホの価格もかなり高騰してしまった昨今ですが、中途半端な格安スマホ・タブレットを買うくらいなら、型落ちのフラッグシップ機を工夫して使うってのも、生活の知恵なのかもしれないなー、なんて、改めて思ったわけです。

例えば Snapdragon 400 台とか600台のマシンより、1年くらい前の3GB RAM搭載でスナドラ800 台のフラッグシップ機を選ぶ…とかね。

ただ、ROM焼き云々って話になってくるとセキュリティ的なリスクとかが心配にはなるんで、オススメはしないわけですが。色々と方法はあるものですねぇ。

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