IIJ、業務PCを任意の時刻にロックすることで長時間労働を抑止するシステムを提供開始

 

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インターネットイニシアティブと L is B は27日、任意の時刻になると強制的に業務PCをロックすることで長時間労働を抑制するソリューション「direct Smart Working Solution」を開発、本日から提供すると発表しました。

事前に設定された時刻になると自動的にPC画面がロックされ、「残業申請」「片付け延長」といったボタンが表示される仕組みで、延長申請をすれば上長に承認申請が飛び、上長が承認するまでPC画面のロックが解除されないという、かなり踏み込んだソリューションになっています。

今回のサービス提供に先立ち、従業員数1万人の大手企業で事前に試験運用を行っているとのことで、そこで得た経験をもとに改良を重ね、今回のリリースにこぎつけたとのこと。

同ソリューションにはこのほか、申請・承認のやりとりにも利用可能なPC・スマホ対応のチャットボット機能も搭載。これにより、申請・承認作業が最小限で済むよう工夫されているそうです。

システム利用料は年額250,00円。最低限のPCロック・解除機能のみが利用できるライトプランの場合、別途1アカウントあたり480円が必要。

スマートデバイスやプッシュ通知、事前申請など、全機能が利用できるスタンダードプランの場合、システム利用料とは別に1アカウントあたり780円が必要になります。

デスクの上にはPC以外、一切、物を置かない事を強要している企業も少なくない昨今、確かにPCをロックしてしまえば従業員の働きすぎを抑止できそうには思います。特に、大企業ではかなりの強制力と実効性のあるソリューションと言えるかもしれません。

ソース:

Hatena Pocket Line

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