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アレルギー持ちはルンバで幸せになれるのか?

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気が付いたら、ウチにあるのが当たり前になっちゃった感のあるロボット掃除機「ルンバ980」の話の続きを書いていきたいと思います。

今回のテーマは「アレルギー持ちはルンバで幸せになれるのか?」という、かなりセンシティブな、でもこの立場の人間じゃないと分からない部分についてです。

メーカーさんとしても「ルンバはアレルギーに効きますよー。」とも書けないでしょうし、面白いテーマなんじゃないでしょうか。

僕は空気にはうるさい

いきなりですが、僕は空気にうるさい「面倒な男」です。

というのも、花粉症ついでに受けたアレルギー検査でハウスダストアレルギーという診断結果を喰らってましてですね。花粉症の方なら分かるかと思いますが、それの中程度くらいにはハウスダストがダメ。日中、くしゃみが出るところまではなかなか行かないけれど、掃除をサボると頭がボーっとしたり、モーニングアタックが出たりする。そういう、面倒の多い人間だと思ってもらえばいいです。

感覚的には、ヒトの垢とかダニのフンとが特に苦手っぽくて、普段から、分解清掃・浸け置き洗いできる電気集塵式の空気清浄機のお世話になっており、掃除機のかけ方にも一家言ある。そんな感じです。

そんな高性能アレルギーセンサーを持った僕にとって、ルンバはちゃんと役に立つか?と聞かれれば、答えは間違いなく「導入して1ヶ月ちょい経った今では、本当にめちゃくちゃ良かった」という感想になります。

ルンバでアレルゲンをコントロールする

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窓を閉めたままルンバを使っても部屋は普通にキレイになりますが、通常の掃除機と同じように窓を開けて使えば、アレルゲンレベルは手で掃除機を掛けたのと大差ないくらいまで制御できる気がする。というのが、僕が1ヶ月くらい使った感触です。

使いはじめの数日は窓を閉めて使ったこともあってか、一時的に寝室のアレルゲンが増えた気がしますが、窓を開けてシーツに掃除機を掛けたらその後は一気に良くなったので、多分、ベッドの下に溜まっていたホコリが出てきただけのような。

姑のように細かい部分を見始めれば、ルンバならではの苦手な部分もなくはありませんが、ルンバなら毎日でも掃除できますし、掃除機では難しいベッドやソファの下もキレイにしてくれる。ってことで、部屋全体のアレルゲンのレベルはかなり低く維持できるようになったと感じます。これはほんとに良かった部分です。

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過度に期待させても良くないので慎重に書きたい所ですが、窓を開けて寝室に毎日ルンバを掛けていると、正直、手で掃除機を掛けるよりも、空気は明らかにキレイと感じます。

単純な吸引力だけで言えばコード有り掃除機の方が能力は高いはずなので、どうして僕がこう感じるのか、その原因は良く分かりませんが、1つは掃除機が届かないベッドの下までキレイにしてくれるということもあるでしょうし、あとは、ルンバは吸引よりもブラシでかき込む方がメインな感じなので、僕の症状と相性が良い、という部分もあるのかもしれません。

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今年の秋は花粉が多少は出ていたように感じましたが、うちでは花粉の季節でも窓開け+空気清浄機を最強にして掃除機をかけていたので、ルンバでも同じやり方でいける気がしています。

そういう意味では、窓を開ける時間を短くできる=掃除の時間が短いルンバ900シリーズを選ぶことには意味があるんじゃ?とも思っています。

気になる人はエアーダスターでフィルター掃除

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ウチではもともと、国産サイクロン掃除機の排気用フィルターを毎回圧縮空気(エアーダスター)で掃除していたので、その流れでルンバのフィルターとダストボックスも、2日に1回くらいエアーダスターで掃除しています。

パッと見、小さくて頼りないルンバのフィルターですが、使っているうちに、これって意外と性能悪く無いよね?と思えてるので、本当にここまでする必要があるかは分かりませんが、個人的にキレイにできるものはキレイにしておきたいから、まめに掃除しています。

普通の人はマニュアルどおりのメンテで十分そうですが、ルンバで楽をしつつも、排気の質も追求したい。という人は、こんな手も試してみると良いかもしれません。

アレルギーや体力不足で「だら」になりやすい人には救世主といえるルンバ900シリーズ

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花粉症でしかもハウスダストアレルギー、その上、毎日シャワーを浴びないと痒くて翌日のパフォーマンスが落ちる、というアレルギーの幕の内弁当な僕にとって、限られた時間の中でアレルゲンをコントロールすることはとても大事なことです。

アレルゲンが部屋に溜まってくるとどうにもやる気が出なくて、掃除する気力すらなくなる。するとまたアレルゲンは溜まる。やる気を出すために横になろうにも、掃除しないと睡眠の質も悪くて辛い。そこへ追い打ちをかけるように、整理整頓やホコリに無頓着で無理解な同居人がいたりなんかするともう大変。アレルギー地獄から脱出するのは夢のまた夢。いわゆる「服を買いに行く服がない状態」で、悪いループにハマっちゃうわけです。

と、まぁ、文字で書くとなーんか悲惨な感じですが、そこまで行かないにしても、精神的・体力的に辛くて掃除を先延ばしにしてしまった。という経験は誰しもあるのではないでしょうか。

「掃除機かけ」は意外に体力仕事です。だから、仕事で疲れた金曜日、帰宅前に掃除機を掛けておいてくれる人がいたら、どんなにか楽なのに…。そういう掃除に困った時に逃げ道を用意できるのが、ルンバの最大の利点だと思います。

アレルギー持ちの僕にとってルンバは、悪いループから僕が脱出するのを手伝ってくれる「信頼できる同僚」です。棚の上や小物のホコリなど、ルンバだけで魔法のように家中全てのアレルゲンが取り除かれるわけでは無いけれども、一番大きい要素である床は信頼して毎日任せられる。ルンバが僕に気力をくれれば生活の質も上がるし、書斎での頭の回転も良くなる。ソファやベッドに掃除機をかける余裕もできてアレルゲンを管理しやすくなる。という感じ。

さて、僕はルンバ980の永久モニターに当選してこうして使わせてもらっているわけですが、ここまで書けば、僕がルンバで幸せになったかどうかは安い言葉を並べなくても分かってもらえるのではないかと思いますし、当選したから無理に薦めている。という訳ではないことも分かってもらえるのではないかと思います。まあ、もともと色々選定したうえでちょうど買おうと思っていた機種ですしね。

  

ちなみに空気清浄機はダイキンの電気集塵式がオススメです。

旧機種も新機種も持ってますし、電気集塵式でないものも持っているのでどうしても比較しちゃうわけですが、やっぱり単純なフィルター式より電気集塵式の方が空気がキレイに感じます。あと、ダイキンの電気集塵式は分解して根こそぎ掃除できるのも良いところ。スタンダードモデルなら交換用フィルターが付属しているので頻繁に交換できることもあってか、性能が長持ちする気がします。まぁ、メンテの手間は必要なので人は選びますが。気になる方はHEPAフィルター搭載のタイプも良いかもしれません。

2016~2017年現在、ダイキンの空気清浄機は新旧2種類の電気集塵方式があり、最近切り替わりつつあるのと、ストリーマ機能は狭い部屋だとオゾン臭が気になる場合があるので、そこをオフにできるかどうか、というあたりは調べてから選定するのが良いと思います。

ちなみに、外出先からクラウド経由でルンバを動かしたいけど、防犯上の理由で窓が開けられない場合は、空気清浄機を回しておくという手もなくはありません。そりゃ窓を開けたほうが空気はキレイですが。花粉の季節はそうも言ってられないですしね。

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