パソコンのお引越し。無料ツールでハードディスクを移行しパーテーションも拡張する
2008年11月28日 金曜日 11:59
パソコンのハードディスクを大容量のものに交換したい。というケースは意外とあるものです。
最近は、ディスクの中に大事なデータを入れているケースも多いので、クラッシュを避けるべくディスクを定期交換している人もいるでしょう。
しかし、これを行うと OS を最初からセットアップしなおしたり、アプリケーションをインストールしなおすハメになってしまいます。
長年使っていれば、いろんなアプリをインストールしているでしょうし、細かいカスタマイズや設定もたくさんあったりで、再設定作業も大変です。
そこで、ハードディスクの中身を丸ごとコピーし、パーテーション拡張をしてしまえば、簡単に引っ越し完了。となるわけですが、こういう特殊なソフトは有料で高額のモノが多く、また、せっかく購入しても、頻繁にハードディスクを交換する人でない限り、次に使うタイミングにはOSの世代交代で正式対応していなかったりと、いろいろ厄介です。
そこで、今回は、ハードディスクを丸ごとコピーして、必要に応じてパーテーションを拡張する無料の環境移行ツールをご紹介します。
ハードディスクコピーとパーテーション拡張作業の大きな流れは、以下のとおりです。
- EASEUS DiskCopy のISOディスクイメージをCD-Rに焼く
(ImgBurnなどフリーのライティングソフトで作成可能) - PCのBIOS設定でCD起動可能にしておく(必要なら)
- コピー元、コピー先のハードディスクをPCにつなぐ
- EASEUS DiskCopy の起動CDからPCを起動し、ハードディスクをコピー
- GParted でパーテーションサイズを変更(必要なら。別途、起動用のISOイメージを CD に焼く必要あり)
各ソフトについて、多少、説明します。
ハードディスクのコピーができるフリーソフトです。
コピー対象ディスクからOSが立ち上がっていては正しくコピーができません。そこで、なんと独自の起動CDから専用OSを起動する形態をとっています。
起動ディスクは ISO形式(ディスクイメージ)で提供されますが、これは、ImgBurnなどフリーのライティングソフトでCD-Rに焼けばよいでしょう。
EASEUS DiskCopy では、ディスク単位、パーテーション単位でのコピーが選択可能です。
多少、パーテーションに関する知識があった方が分かりやすくはなりますが、よく分からなければ、とにかく、ディスク単位でコピーしてしまえばよいでしょう。
EASEUS DiskCopy は、Windows 系クライアントOSをターゲットとしていますが、ディスク単位のコピーでは、セクタ単位の正確なクローンを作成しますので、正式対応をうたっていない形式のパーテーションもコピーできるようです。
試しに、Linux ベースのNAS向けにXFS形式でフォーマットされたディスクをコピーしましたが、問題ありませんでした。
このときは、PC向けに新しいハードディスクを購入し、お下がりをNASにあげる。という「ハードディスクのドミノ移植」を行いましたが、OS・アプリの設定は、一切不要でした。

マウス操作でパーテーション操作可能な、フリーソフトです。
対応形式の多さが素晴らしい。
- ext2
- ext3
- fat16
- fat32
- hfs
- hfs+
- linux-swap
- ntfs
- reiser4
- reiserfs
- ufs
- xfs
これだけ対応していれば、まず困ることはないでしょう。
EASEUS Disk Copy で、大きな容量のハードディスクへコピーすると、サイズが合わない部分が「未拡張領域」として残ってしまいますので、GParted で領域を拡張しておきましょう。
GParted も、EASEUS Disk Copy 同様、Live CD の作成が必要です。
これだけのクオリティのソフトがフリーで提供されている。というのは、一昔前なら考えられませんでしたが、素晴らしい事ですね。
今回の方法が、RAID構成の場合でも利用可能かどうかはわかりません。RAIDの場合は Acronis True Image を購入するのがよいかもしれません。
また、個人利用であれば、Easeus Partition Manager という手もあるようです。


義則 弘道 says:
2009年9月3日 木曜日 8:53 PM
ハードデスクのコピー