更新日: 2011/12/28 (公開日: 2008/11/28)

パソコンの引越しに!無料のハードディスクコピーとパーテーション操作ソフト

ハードディスクを大容量のものに交換したい場合や、クラッシュを避けるべくディスクを定期交換している人にとって、OS の再インストールは大変な作業です。

特に、長年使っていると、インストールアプリの数も多いですし、カスタマイズや設定もたくさんあり、かなりの労力が必要となります。

ハードディスクの中身を丸ごとコピーしてパーテーション拡張をしてしまえば、簡単に引っ越し完了。となるわけですが、こういう特殊なソフトは高価なモノが多く、また、せっかく買っても、次に使う時にはOSの世代交代で正式対応していなかったりと、いろいろ厄介なものです。

そこで、今回は、ハードディスクを丸ごとコピーして、必要に応じてパーテーションを拡張する無料の環境移行ツールを紹介します。

ハードディスクコピーとパーテーション拡張作業の大きな流れは、以下のとおりです。

  1. EASEUS DiskCopy のISOディスクイメージをCD-Rに焼く
    ImgBurnなどフリーのライティングソフトで作成可能)
  2. PCのBIOS設定でCD起動可能にしておく(必要なら)
  3. コピー元、コピー先のハードディスクをPCにつなぐ
  4. EASEUS DiskCopy の起動CDからPCを起動し、ハードディスクをコピー
  5. GParted でパーテーションサイズを変更(必要なら。別途、起動用のISOイメージを CD に焼く必要あり)

各ソフトについて、多少、説明します。

EASEUS DiskCopy

ハードディスクのコピーができるフリーソフトです。

OS起動ディスクも正しくコピーできるよう、EASEUS DiskCopy は、起動CDから直接OSごと起動する形になっています。

起動CDは ISO形式(ディスクイメージ)で提供されますが、これは、ImgBurnなどフリーのライティングソフトで予めCD-Rに焼けばよいでしょう。

EASEUS DiskCopy では、ディスク単位、パーテーション単位でのコピーが選択可能です。

多少、パーテーションに関する知識があった方が分かりやすくはなりますが、よく分からなければ、とにかく、ディスク単位でコピーしてしまえばよいでしょう。

EASEUS DiskCopy は、Windows 系クライアントOSをターゲットとしていますが、ディスク単位のコピーでは、セクタ単位の正確なクローンを作成しますので、正式対応をうたっていない形式のパーテーションもコピーできるようです。
試しに、Linux ベースのNAS向けにXFS形式でフォーマットされたディスクをコピーしましたが、問題ありませんでした。
このときは、PC向けに新しいハードディスクを購入し、お下がりをNASにあげる。という「ハードディスクのドミノ移植」を行いましたが、OS・アプリの設定は、一切不要でした。

GParted

gpartd2

マウス操作でパーテーション操作可能な、フリーソフトです。
対応形式の多さが素晴らしい。

  • ext2
  • ext3
  • fat16
  • fat32
  • hfs
  • hfs+
  • linux-swap
  • ntfs
  • reiser4
  • reiserfs
  • ufs
  • xfs

これだけ対応していれば、まず困ることはないでしょう。

EASEUS Disk Copy で、大きな容量のハードディスクへコピーすると、サイズが合わない部分が「未拡張領域」として残ってしまいますので、GParted で領域を拡張しておきましょう。

GParted も、EASEUS Disk Copy 同様、Live CD の作成が必要です。

これだけのクオリティのソフトがフリーで提供されている。というのは、一昔前なら考えられませんでしたが、素晴らしい事ですね。

今回の方法が、RAID構成の場合でも利用可能かどうかはわかりません。RAIDの場合は Acronis True Image を購入するのがよいかもしれません。

また、個人利用であれば、Easeus Partition Manager という手もあるようです。

この記事への2件のコメントがあります

  1. 義則 弘道 says:

    2009年9月3日 木曜日 8:53 PM

    ハードデスクのコピー

  2. PPCバイブル says:

    2012年3月26日 月曜日 10:42 AM

    大変参考になりました。ありがとうございます。PCの中身を丸ごとバックアップしてくれるハードディスクが最近買いましたが、新OSに対応できないリスクは確かにありますね。

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