【Android】GMail、LINEなどの通知が遅れるときは「通知の自動調整」「拡張通知」も確認しよう

Android でアプリの通知が遅れるとき、まず最初に確認したいのは「電池の最適化」です。

• スマホの通知遅れは「電池の最適化」を止めよう【LINE・Gmail・Twitterなど】

が、それでも通知がすぐ来ない場合は「通知の自動調整」または「拡張通知」も疑うといいよ、というお話をしておきます。

「通知の自動調整」「拡張通知」とは？

「通知の自動調整」は、アプリの種類・利用状況を AI が自動判断して、通知を減らしたりサイレント通知に変えてくれる機能です。

この機能は Android 10 から導入され、Android 12 以降では「拡張通知（英語版では Enhanced Notification）」という機能に変わりました。

が、これらが期待した動きをしない場合、必要な通知が遅れるなどの問題が出る場合があるのです。

「通知の自動調整」「拡張通知」をオフにする方法

※ 設定方法・項目名は、Android のバージョンや機種によって変わります。適宜、各自の環境に読み替えてください。

Android 10、11の場合

「通知の自動調整」をオフにするには、Android の「設定」アプリを開きます。

検索窓から「通知」と検索し、「通知の自動調整」または「通知を最適化」を探して開きます（環境によって名前は変わります）。

「なし」に設定します。

設定は以上です。

Android 12以降の場合

Android 12 以降の場合、「設定」→「通知」を開き、「拡張通知」のトグルボタンをオフにします。

設定は以上です。

例外的ですが、手元の端末の中には、Android を再起動すると今回の設定が元に戻ってしまう機種もありました。

（※具体的には Xiaomi の MIUI 12 端末ですが、プレーン Android なら ON / OFF の 2択のはずが3択になっていたので、多分、MIUI 独自の機能っぽい「通知」という選択肢が初期状態なのでしょう。）

Xperia でも同様に設定が戻ってしまう、との報告を耳にしたことがありますので、設定変更後は端末を再起動して、設定が戻る機種なのかどうかを確認しておいた方が良さそうです。