Friio の Windows 7 64bit 版向け安定構成(TVTest + BonDriver + TVRock)

 

film-thumb

ひょっとしたら32bit版とかVistaでもいけるかも。

Windows 7発売以降ずっとこの構成で使ってるんですが、かつてない安定度です。

再設定の機会があったんですが、なんか微妙に忘れてたんでまとめておきます。

※2011/12/05 リンク切れ修正。記事最新化。

概要・前提

  • TVTest + BonDriver + TvRock + TvRockOnTVTest で録画ざんまい
  • 白Friio1台構成(黒フリーオは押し入れに眠ってるんです)

用意するもの

  • friio-driver-latest.zip ・・・ フリーオドライバー(32,64ビット対応)
    friio-latest.zip ・・・ ビューアーソフト
    BonDriver_Friio-2.9.zip ・・・ BonDriver互換ドライバーDLL
    Friio 公式サイトで入手
  • TVTest_0.7.23.zip ・・・ TVTest ver.0.7.23
    TvRockOnTVTest_9.1r2.zip ・・・ TvRockOnTVTest (Mod 9.1r2)
    TVTest 等 で入手
  • TvRock09t8a.lzh ・・・ TVRock Ver 0.9t8a
    TvRockなページ で入手

Friio ドライバーのインストール

friio-driver-latest.zip を解凍して、普通に デバイスマネージャーからドライバをインストール。

※ friio-driver-latest.zip 解凍後、「amd64」ディレクトリの「中身」を、一階層上(friiodtv2.inf があるディレクトリ)へ移動する必要あり。(64bit版OSの場合)

TVTest のインストールと設定

  • TVTest_0.7.23.zip を解凍
    できたディレクトリを(ここでは仮に)「TT」とする
  • BonDriver_Friio-2.9.zip を解凍 
    「BonDriver_Friio.dll」 → 「TT」へコピー
  • TvRockOnTVTest_9.1r2.zip を解凍 
    「TvRockOnTVTest.tvtp」 → 「TT」下の「Plugins」以下へコピー
  • TVTest.exe を起動
    friio_TVTest
    ドライバ : BonDriver_Friio.dll
    デコーダ : Microsoft DTV-DVD Video Decoder
    レンダラ : EVR
    カードリーダ : スマートカードリーダ
    (※ 画面右クリック→「設定」→「一般」 で後からでも変更可)
    (※ デコーダ・レンダラは環境により変わる)
    → 「OK」
    → 「チャンネルスキャンを行いますか?」 → 「はい」
    friio_TVTest2
    → 「スキャン開始」クリック
    friio_TVTest3
    → スキャン完了後「OK」

視聴するだけなら設定は以上。
以下は予約録画用ソフト「TvRock」の設定です。

TvRock のインストールと設定

  • TvRock09t8a.lzh を解凍 → 「tvrock.exe」を実行
  • TvRock と TVTest の連携設定
    「TvRock」の枠を右クリック→「設定」→「チューナー」タブ→ 「チューナー1」タブ 
    チューナーアプリケーション : TvRock DTV Target A
    アプリケーションがあるフォルダ : 「TT」のフルパス(TVTest 設置場所)
    実行アプリ(視聴・有) : TVTest.exe
    同オプション : /d BonDriver_Friio.dll /DID A
    実行アプリ(視聴・無) : TVTest.exe
    同オプション : /d BonDriver_Friio.dll /nodshow /DID A
  • 「録画基本設定」タブ
    ファイル名置換フォーマット : @YY@MM@DD@TT@NB@SB
    → 「OK」

あと、同じタブにチャンネル設定があるので必要に応じ設定。

※自分用メモ(データのストリップとNAS転送)
「プロセス」タブ→「コマンドを実行する」にチェック
コマンドは以下。

TN:D:\usr\apps\friio\TsSplitter\TsSplitter.exe -EIT -ECM -EMM -SD -1SEG -OUT "M:" "%1"
TN:if exist "M:\%4_HD.ts" del "%1"

B-CASとネットワークCASについて

  • Friioの電源容量の関係なのか、Friio内蔵のB-CASカードリーダーを使うと動作が不安定。という人は、別途カードリーダーを用意するのがいいでしょう。
    手元の環境では、外付けカードリーダーを導入してからトラブルはほとんどありません。
    Windows 7 64bit版でも使えるカードリーダーは以下のとおりです。
    Gemalto PC USB-TR
    NTT-ME SCR3310-NTTCom
    価格など比較の上、必要に応じて入手するのがよいでしょう。
  • BonDriver_Friio-2.9.zip 解凍後の「CAS_On.reg」を実行すると、Friio公式ビューワでサポートしているネットワークCASも利用できるようです。

安定性のためのおまじない

手元の環境では、PCの電源ボックスや無線LANルーターの近くに設置するとドロップフレームが発生する場合がありました。

設置場所を変えればOKなんですが、ノイズ対策が若干甘いのかなぁ。という印象はありますので、できるだけ高品質なUSBケーブルを使うのが良いでしょう。

なお、Friioの公式推奨USBケーブルは以下です。

      長さ違いのケーブルもあるようです。

      安定性のPT2、玄人にはPX-W3PEも流行っているようですが、USB接続で使える点や、入手安定性が良くドライバも更新されているFriioにもそれなりに活躍の場はありそうな気がします。

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      Friio のおかげで地デジがやっと使いものになるように

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