Radeon HD等のドライバスイートCatalyst 12.10が公開

AMD 社は現地時間の22日、同社製 GPU・APU 等向けのドライバスイート「Catalyst 12.10」を公開しました。

ダウンロードは以下から。

32bit 版など、その他のドライバは以下から。

また同日には「Catalyst 12.11 Beta」も公開されました。

リリースノートによると、「Catalyst 12.11 Beta」では28nmプロセスルールGPUを搭載した Radeon HD 7700, 7800, 7900 シリーズでのパフォーマンス改善が見込めるとの事。

リリースノートは以下から。

なお、今回のリリースには AMD Enduro 絡みの改善も含まれているとの事。

ちなみに Enduro(エンデュロ)は、CPU内蔵GPUと外部GPUのいいとこ取りを狙う技術。

普段は iGPU を使い dGPU の消費電力を極端に抑えるけど、必要な時は dGPU で高パフォーマンスを引き出す…なんて設定がアプリケーション単位で出来たり、電源状態によっても切り替えられるという消費電力マニア垂涎の技術。

基本的にはノートPCで使われる技術と聞いていますが、マザーボードメーカーのコンフィグレーション如何ではデスクトップでも使える余地はある。とは、どこかで聞いたような気もしなくはなかったり。

最新のAMDのAPU「Trinity」の内蔵GPUは性能が高く、ゲーム以外はiGPUで十分と正直思うので、デスクトップでも Enduro が使えればアイドル消費電力が気になる日本人にはウケる余地がありそうな気もするんですが。

でもまずその前に、国内で採用ノートPCが増えるのが先。ですかねー。

Intel の Haswell でも iGPU 性能が2倍になるとも言われてますし、Enduro は Intel製CPU+ AMD製dGPUでもいけるとかなんとか…モニョモニョ…

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