FreeS/WAN によるVPN Masquerade の実験
第6回 Windows2000 Professional側の準備

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  • FreeS/WANとの接続に必要な条件

     Windows2000 Professional から先ほど準備した IPSec サーバーへ接続するには、次の条件を満たしてください。

    1. Service Pack 2 以上、または、高度暗号化パックがインストールされていること
       
       これは FreeS/WAN が DES暗号を許可しておらず、3DESによる暗号通信をするためで、Windows側もこれに対応させる必要があります。
       IPSec の仕様上 DES は必須項目なのですが、今では弱い暗号として分類されており、FreeS/WANのポリシーとして、これを実装していません。
       また、Service Pack 3 でも動作を確認しています。 

    2. Internet Protocol Security Policies Tool (Ipsecpol.exe) がインストールされていること

       これは、Microsoft が、フリーソフトとして配布しているものです。

    3. 固定でなくてもよいので、グローバルIPをひとつ持っていること

       別のプロバイダからダイヤルアップしてもよいですし、H"などから接続してもよいでしょう。
       実際に、インターネット経由でLANにアクセスできることを確認しようではありませんか!

       
  • WindowsXP の場合

     XP からの接続確認は私はしていません。
     がいちおう、調べた情報によると、WindowsXP は Professional 版でしか接続できないとのことです。
     手元の XP マシンを見ると、必要そうなツールは全部入っていますので、特にインストールするものはないと思います。



これで、Windows 側の準備は完了です。
つづいて、ローカルセキュリティポリシーの設定に入りましょう。


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