Google Readerがついにサービス終了

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日本時間の2013年7月2日夕方、Google の RSS リーダーサービス「Google Reader」の終了が確認されました。

現在は「404エラー」が表示されている状況です。(冒頭の画像)

同日の午前中はまだ使えていたようですが、事前の予告どおり、概ね米国時間の7月1日いっぱいで終了。という形になりました。

RSS は長らく、WEB サイトの更新情報などを配信・入手する手段としてネットのヘビーユーザーから愛用されてきましたが、近年は、ソーシャルネットワークを通じた更新情報の配信や、キュレーションサービスの出現などにより、一般人の利用者数減少に歯止めがかからない状況でした。

RSS はそれが持つ歴史の長さも関係して、現代のネット事情にそぐわない部分も多く出てきており、特に、各 RSS リーダーが各WEBサイトへ個別に更新情報を確認する効率の悪いトポロジや、広告配信によるサイト収益化との相性の悪さなど、様々な問題をはらんでいました。

そんな中、クラウド型の RSS サービスとしてマルチデバイスに対応し、ヘビーユーザー好みのインターフェースを備えた Google Reader の人気は非常に高く、事実上標準とも言える状況になっていました。

それだけに、同サービスの終了はユーザーに驚きを持って迎えられ、Feedly・My Yahoo・livedoor Reader などの他社サービスが Google Reader ユーザーの獲得に動くなど、ちょっとした騒ぎとなりました。

正直、個人的には、RSS リーダーはあまり好みではなく、週に数回使う程度だったため、あまり大きな影響はありませんが、無いと寂しいものではあるので、ゆっくりと代替サービスを吟味していきたいとは思っています。

Feedly が人気みたいなんですが、オシャレさよりも実用性の方が大事な僕からすると、もうひと息足らない。みたいな感じもあったりするんですよねぇ。

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