「Googleデバイスを探す」で紛失したAndroidスマホ・スマートウォッチを探す(IMEIのリモート確認も)
2022年8月17日 14:11
「スマホが無い!どこにある?」
という時に便利な、Google 公式の Android スマホ・デバイスお探しサービス、「Google デバイスを探す(Find My Device)」の使い方を解説します。
アプリ版 / WEB 版が用意されていますので、お好きな方をどうぞ。
- デバイスを探す - Google Play(Android アプリ)
- Google デバイスを探す(WEB版)
Android スマートフォンはもちろん、Wear OS スマートウォッチのお探しにも対応。
「自分の端末の場所」を、GPS / Wi-Fi / Bluetooth 位置情報により地図上で確認できるサービスになります。
「Googleデバイスを探す」で出来ること
「Google デバイスを探す」の機能は、以下のとおりです。

- 場所の更新:
地図上にそのデバイスがある場所が表示されます - 音を鳴らす:
デバイスの音を5分間鳴らします(マナーモードでも鳴る) - デバイスを保護:
デバイスをロックし、Googleアカウントからログアウトします - デバイスデータを消去:
デバイスのデータを完全に消去します
「1」の場所の更新は、スマホだけでなく、スマートウォッチの場所も分かります。

「2」の「音を鳴らす」機能もスマートフォン・タブレットだけでなく、スピーカー内蔵スマートウォッチの音も鳴らして探せます。
サイレント・バイブモードでも、強制的に音が鳴るので注意。
かなり大きな音が鳴りますが、5分経過するか「着信音を停止」ボタンを押せば音を止めることができます。

「3」の「デバイスを保護」は、デバイスをロックし、ロック画面にメッセージや電話番号を表示できる機能です。この機能を使ってもデータは削除されません。
「4」の「デバイスデータを消去」は、デバイス上のデータが完全消去される機能です。機密情報の漏洩対策など、遠隔でデータ消去する必要がある際に使います。「デバイスデータを消去」すると、それ以降、端末の位置を特定できなくなるので注意が必要です。
スマホの「IMEI(端末識別番号)」も確認できる
意外と知られていない機能ですが、端末名の横の(i)を開けば、そのスマホの「IMEI(国際移動体装置識別番号)」の確認もできます。

中古スマホの売却時やメーカーへの root 化申請の際などに、スマホの「IMEI」を要求されるケースがありますが、スマホの台数が多いとその確認は意外と面倒だったりするもの。
が、「Google デバイスを探す」を使えば、手元にスマホが無くてもリモートで「IMEI」を確認できるので大変便利です。
スマホってたまに探すハメになるよね
紛失・落としてきたわけでもないのに、家や車の中など、あらゆる場所でちょくちょく行方不明になりがちなスマートフォン。
僕のようにプッシュ通知が大嫌いで、常時サイレントモードにしている人間には、強制的に音を鳴らせられる「Googleデバイスを探す」機能は大助かりな機能です。
また、今回の機能はスマホ・タブレットからだけでなく、WEB 版を使えば PCからでも使えます。
出先でスマホをなくした!という場合でも、同行者のスマホを借りてブラウザのプライベートモードを使って探す、といった使い方もできなくはないので、そういった時にも助かるかもしれません。(※ 他人の端末で Google アカウントにログインする、という話しになると、セキュリティ的にどうなんだ、とか、2段階認証をどーすんだよ、とかとか色々と課題はありますが)
なお、この機能。かつては「Android デバイスマネージャー(ADM)」という名前だった時代もあり、動作対象機種は、Android 2.2(Froyo)以降となっています。
さすがにそれより古い端末を使っている人はほとんど居ないと思われますので、実質的には、現在使われているほぼ全てのデバイスで使える機能、と考えて良いでしょう。
※ 2022/7/27 全面リライト、新記事扱い