TwitterのユーザーID数が32bit整数の範囲を超えた模様

 

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Twitter の開発者向け公式ブログによると 2013年10月21日(現地時間)、Twitter User ID の数が符号付き 32bit 整数領域に収まりきらなくなり、64bit 整数領域に突入したとの事。

ちなみに、符号付き32bit整数の最大値は 2,147,483,647、つまり、約21億強というかなり大きな数。

あくまでもシステムで利用する Twitter User ID の数。であって、21億という数がそのまま Twitter のユーザー数という話ではありませんが、日本の人口をはるかに超え、地球の人口に対してパーセンテージで語れるような規模の数になんだかロマンを感じてしまいますね。

余談ですが、ユーザーIDのほか、Tweet ID が 32bit → 64bit に移行したのが 2009年。ダイレクトメッセージID は2011年に 32bit 領域に収まらなくなったそうです。

32bit では数が足らない、という話というと、IPv4 のIPアドレス枯渇問題を思い出しますが、こちらも、より広大なアドレス空間(128bit)を採用する IPv6 へと、徐々に移行を試みている所です。

 

なお、今回の Twitter User ID の 64bit 領域突入は、Twitter User ID を 32bit 整数として扱っているプログラムやデータベースで早急に改修が必要。という話でもありますので、Twitter に連携するシステムの開発者は注意が必要です。

 

関連ページ:

Twitterユーザー数の成長が減速:Q1の+10%から、Q3は+6%で2.3億人に | TechCrunch Japan

ソース:

Moving to 64-bit Twitter User IDs | Twitter Developers

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この記事へのコメント(1件)

  1. abc def says:

    10年前

    IPv6アドレス長は128ビット。

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