last update

車でも超急速充電!Aukeyの「急速充電2」対応カーチャージャーをレビュー【Quick Charge 2.0】

AukeyQC2.0CarCharger_26_sh

「自宅での充電は速いんだけど、車だと充電が遅いんだよねぇ。」

と、お悩みの Android ユーザーにぜひ知ってほしい、「Qualcomm Quick Charge 2.0」「急速充電2」対応の超急速充電カーチャージャーを紹介しておきます。

Aukey 30W Quick Charge 2.0 超急速充電対応シガーカーチャージャー CC-T1」です。

1ヶ月ほど使ってみましたが、個人的には「今年、買って心から良かったと思った製品」のひとつで、ドコモの「ACアダプタ05」相当の充電速度が得られるカーチャージャーになります。

ホント、この製品じゃなくてもいいから、「急速充電2」対応のカーチャージャーは1~2本揃えておくといいですよ。絶対。

ちなみに、超急速充電の規格である「Quick Charge 2.0(ドコモでは「急速充電2」と呼ぶ)」は、ドコモだと2014年夏モデルの一部から対応しています。それ以外でも、最近の機種なら au のスマホ・タブレットや Zenfone 2 などのSIMフリー機も対応しているため、一度、自分の手持ちの機種の対応状況について調べておくと良いでしょう。

ラインナップで言うと、GALAXY S5 以降、Xperia Z2 以降(4インチクラスは Xperia Z3 Compact 以降)、Zenfone 2 といったところなら対応していると思います。

ちなみに今回レビューするカーチャージャーはこちら。

内容物はシンプル

パッケージには「Qualcomm Quick Charge 2.0」のロゴが。
AukeyQC2.0CarCharger_27_sh

内容物はシンプル。本体と取説だけです。
AukeyQC2.0CarCharger_29_sh

18ヶ月の長期保証が嬉しい

保証期間は安心の18ヶ月。カーチャージャーはひと夏越えないと耐久性が分からないですからね。
AukeyQC2.0CarCharger_32_sh

2ポート合計30Wの高出力

出力は計30W。Quick Charge 2.0 対応ポートが 5V/2A、9V/2A、12V/1.5A。非対応ポートは 5V / 2.4A。
AukeyQC2.0CarCharger_30_sh

出力の割に出っ張りは少なめ。超急速充電ポートも分かりやすい

外観はこんな感じ。オレンジ色のポートが超急速充電対応ポートです。
AukeyQC2.0CarCharger_35_sh

横から見たところ。
AukeyQC2.0CarCharger_38_sh

シガーソケットに挿してみました。出力のわりに出っ張り少なめです。
AukeyQC2.0CarCharger_39_sh

スマホ充電は脅威の実測10W超。爆速

というわけで、早速、気になる出力を計ってみましょう。

ちなみに、経験上、普通のカーチャージャーでのスマホ充電出力は、実測値で5~7W前後かなー。という印象です。

まずは、SIMフリー機の Zenfone 2から。手持ちで一番高品質な通信用USBケーブルを探して Quick Charge 2.0 対応ポートで充電してみたとろこ、なんと実測で 8.54V/1.6A、13.7Wも出ていました。凄いっすね。
AukeyQC2.0CarCharger_18_sh

スマホを使いながらだと、これまで、Ankerのカーチャージャーではほとんど充電されなかった Zenfone 2 がモリモリと充電されていきます。(後述しますが、スマホの冷却もした方が良いです)

これはもう手放せません!

Xperia Z3 でもご覧のとおり、8.78V/1.25A、11W近く出ています。
AukeyQC2.0CarCharger_25_sh

Xperia Z3 / Z3 Compact の場合、驚異的に速い!という印象は若干減りますが、それでも、高品質なケーブルを選んでちゃんとスマホを冷却しさえすれば、充電速度の速さは明らかです。

ちなみに、2ポートあるうちの Quick Charge 2.0 非対応ポートはちょっと出力がイマイチ。そもそも Quick Charge 2.0 対応で2ポートのカーチャージャー自体が少ないので、こちらはオマケ位に思っておいた方がいいと思います。

参考までに、Anker のカーチャージャーと急速充電ケーブルの組み合わせでは実測 5.21V / 1.40A、つまり7Wでした。
AukeyQC2.0CarCharger_6_sh

Quick Charge 2.0 がいかに速いか、が分かる数字と思います。

この充電出力の差は、特に「使いながらの充電時」に効いてくる部分で、スマホを使いながらだとまったく増えなかったバッテリ残量が爆速で増える様は、痛快ですらあります。

スマホの冷却とケーブル種別、の2点に要注意

ってな感じで、非常に頼れる Quick Charge 2.0 対応のカーチャージャーですが、実は注意点が2つあります。

ひとつはUSBケーブルの種類、もうひとつはスマホの冷却です。

この2つをきちんとコントロールできないと、せっかくのカーチャージャーの実力が生かせません。

超急速充電には「通信用USBケーブル」が必要。「充電専用USBケーブル」だと充電が遅く

AukeyQC2.0CarCharger_11_sh

手持ちのケーブルやスマホで色々試してみたところ、どうやら、俗にいう「充電専用USBケーブル」を Quick Charge 2.0 対応ポートで使うと充電が遅くなる、という特性がある事が分かりました。

詳細は不明ですが、充電器←→スマホ・タブレット間の充電条件のネゴシエーションに、データ通信が必要なのかな。とは思ったり。

とにかく、Quick Charge 2.0 の超急速充電の実力を発揮するには、「高品質な通信用USBケーブル」を用意するべきです。

よく分からない場合は、スマホ・タブレット本体に付属のUSBケーブルを使うのが安上がりです。(大抵、通信用USBケーブルが付属している事が多いです。)

不安な場合は、スマホなどをPCに接続して認識されるかどうか(=通信できるケーブルかどうか)を確認する方法もありますし、また、正確を期すならUSB対応の電流電圧計で、ちゃんと9V出るか確認する手もあります。

試しにオウルテックの充電専用USBケーブルと、Xperia Z3 の組み合わせで充電してみると、出力は4.91V/1Aしか出ませんでした。
AukeyQC2.0CarCharger_19_sh

ということで、ここはちゃんと、通信用のUSBケーブルを用意したいところです。

なお、ケーブルの種類の問題については、そもそもケーブル一体型の Quick Charge 2.0 対応カーチャージャーを買う。という手もあります。

エアコンの風などでスマホを冷却→充電速度が改善

そして、もうひとつ。

これは、Quick Charge 2.0 に限った話ではありませんが、日差しの強い車内だとスマホの温度が高くなって充電速度が遅くなる。というケースは非常によくあります。

この問題を解決するにはスマホを冷やすしかありません。具体的にはエアコンの吹き出し口を使ってスマホを冷却することで、充電速度を大幅に改善できるでしょう。

方法については長くなるので次の記事にまとめてあります。よろしければ合わせてご覧ください。

スマホの冷却と充電速度については、先に挙げたUSB電流電圧チェッカーでチェックしながら、自分なりのベストパターンを作っていくと、充電速度を追求できると思います。

バッテリ10%台でも車に来ればなんとかなる感

実際にやってみると分かると思いますが、車での快適な急速充電を追求しようとすると揃える道具も増えがちで、必要なノウハウも結構あるものです。

今回の記事には極力、その辺も盛り込んだつもりではいますので、みなさんの参考になれば幸いです。

バッテリーがすっからかんでも車に来ればもう安心。車でずっと充電してなくてもOK。モバイルバッテリーなしでも歩いて出られる!2台くらいのスマホなら1日中使っててもカーチャージャー1台でなんとかバッテリ残量を切り盛りできる。

そんな夢の環境があなたを待っています。

この製品でなくてもいいので、急速充電2、Quick Charge 2.0 対応のカーチャージャーをぜひ、使いこなしてみてください。

余談ですが、僕はこれで Ingress の活動限界時間が伸びましたぜ。モバイルバッテリーもう要らないかな感あります。

この記事への4件のコメントがあります

  1. akison says:

    3年前

    早速購入しました。スゲー速さで充電していきます。同様なものを数年前電器屋で買っていたのですが、それと同じかなと思ってましたが、全然違いますね。買って良かった(うぅヤラセみたいな文章になってる)。ところで、接続ケーブルですが、付属で付いているものが一番良いのでしょうかねぇ。

  2. ひろも says:

    3年前

    お役に立てたようで良かったです。
    QC2.0対応充電器はケーブル選択を間違えるとただの遅い充電器でしかなく、その辺りがうまく伝わるかとても心配だったので、そういう意味でも大変良かったと思っています。
    さて、ご質問の、「通信対応で電流量が稼げるケーブル」についてですが、現在、色々購入して検証しているところです。
    本文中にもある通り、スマホに付属の通信・充電兼用ケーブルは総じて平均以上のケースが多いように思うので、とりあえずはそれを使っておくのがコストパフォーマンス的にも良いとは思います。
    この辺りについては、ケーブルによる電流量の違いはあるけど、5V充電器に比べて9Vではケーブル品質の差が電流量に出づらい。という使用感も踏まえての話になります。
    ちなみに私が所有するmicro USBケーブルで最も良い品質の通信・充電兼用ケーブルは、高級ワイヤレスマウス「Logicool MX Master」に付属のUSBケーブルですが、そのために買うにはちょっと高すぎるため、オススメしません。

  3. セルセタ says:

    3年前

    はじめまして。Google検索から来ました。
    QC2.0にはデータ通信対応の必要との情報は貴重でした。ありがとうございます。こちらでも色々と試してみたいと思っています。

    すみません、チョットだけ余談です。
    充電器・充電ケーブル・USB電流計の類を色々と試している最中でして、最近「ドコモの高速充電2」に対応した端末(F-04G)を手に入れたところです。充電器はauのですが(笑)、キャリアの物はケーブル直付けなので、電流をはかれないのが残念。(といっても、USB電流計で12V対応はほとんど無いようですが)
    ちなみにF-04Gは高速充電2に対応していますが、充電台は9Vまでの表記です。全てが12Vまでに対応しているわけでは無いようです。ちょっと残念。

  4. TW says:

    2年前

    はじめまして。
    確かクイックチャージは普段充電に使われないデータ送受信用のD+とD-を使って制御するので、ただ単に充電ケーブルと言った安物ケーブルだと、クイックチャージの機能が使えなかったと思います

コメントを記入