UQ mobile、VoLTE対応SIMを提供開始。au VoLTE端末でのMVNO利用に道筋

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au 系 MVNO の「UQ mobile」は17日より、VoLTE 対応 SIM の提供を開始すると発表しました。

これまで au 系 MVNO SIM ではデータプラン・音声プランを問わず、基本的には VoLTE 対応機を利用できないか、あるいは利用に難がありましたが、今回の VoLTE 対応により au VoLTE 対応機での格安SIM利用に道筋が開かれることになります。

なお、UQ mobile の VoLTE 対応SIMは、従来SIMと互換性がないので注意が必要です。また、料金プランも専用の新プランが用意されますが、従来プランと比べて VoLTE 対応であることを除き、料金・データ通信速度・月間通信量ともに同一。月額料金も980円~2,680円のままとなります。

VoLTE 対応SIMの利用には SIM ロック解除済みの VoLTE 対応機が必要で、現時点で公式発表されている動作確認済み機種は「ARROWS M02」「GALAXY S6 SCV31」の2機種のみ。

そのうち、M02 はSIMフリー機ですが、GALAXY S6 SCV31 は11月16日時点で発売後180日以上経過した唯一の au VoLTE 対応機のため、対応機種は今後も増えそうです。

なお、au では、購入後180日を経過した機種であれば、購入者本人以外でもSIMロック解除の申請が可能です

auの白ロムは安いのでかなりおトク?

UQ mobile は他のMVNO各社とは一味違う、胴元を思わせる爆速ぶりが特徴のMVNOです。

データ高速プラン(V)が月間3GBプランのみという部分には物足らなさを感じるので、将来的に7GBや10GBプランを用意して欲しいところですが、実勢価格が安い au の白ロムを購入し、2台目以降のSIMとして使うには面白い選択肢であることは間違いありません。

ただし、au系MVNOは、3G絡みで端末に通常と異なる動作を要求するため、個別機種との相性については事前確認しておいた方が無難でしょう。

そういった問題が出ないのであれば、今後、順次 SIM ロック解除が可能となる HTC J butterfly HTV31 / Xperia Z4 / Z5 などの高性能機種の白ロムを、格安スマホ並の値段で購入する。というのが賢いスマホの買い方のひとつとなるかもしれません。

ソース:

Hatena Pocket Line

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