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親知らずを放っておいたら死にかけた話

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まぁ、いろいろ一段落ついたので、ぼちぼち書かせてもらおうと思います。

「親知らずを放っておいたら死にそうになった」話です。

親にも、「お前、笑って話してるけど、親知らずはバカにしてるとホントに死ぬんだぞ!」と怒られる始末。

本当に酷くって、「こりゃ、しかるべき人にキャッシュカードの暗証番号とか遺書を残してあげないと…」と真面目に思ったレベルでした…。

まさか親知らずがこんなに怖いだなんて知らなかったよ…。トホホ…。

最初は「虫歯かなー」と思ってたら、だんだん体が動かなくなってゆく…

今になって思えば最初に違和感を感じたのは、たぶん、寝込む2ヶ月くらい前だったような。薄々は、

「なーんか左下の奥歯がシクシクするなー。虫歯かなー。」

とは感じてたんですが、忙しさにかまけて3週間くらい放置してたら、なんでか「虫歯」が広がってきて3~4本まとめて痛むようになってくるように。

あれ?虫歯ってそんな急に広がるんだっけ?おかしいなぁ…と思わないこともなかったのですが、体調が良いと痛まない日も多かったこともあってあまり深くは考えず。

そんなこんなでまた1ヶ月くらい放置したある日のこと。

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ちょうど、岐阜高専の学園祭(高専の学祭って面白いんですよ)に行った日なので良く覚えてるんですが、岐阜県穂積市の「とんかつや」でお昼ごはんを食べようとしたら、なんと!口が開かない!!じゃないですか!

大好物のとんかつを目の前に、とんかつの厚さほども開かない口。ギリギリ無理やり開けられなくもないですが、苦痛に顔がゆがみます…。

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そこからは、もう、坂を転げ落ちるように体調が悪くなっていきました。

ずっと微熱はあったんですが、翌週後半には熱が38度台まで悪化。動けても1日3時間とかいう有様に。

「やばいなー、これ、動けないぞ。」と気がついたのが金曜の夜ってのもタイミングが悪くって、大きな病院とかやってないわけですよ。つか、そもそもこれだけ体調が悪いと身の回りのことはおろか、通院のための外出もかなり無理ゲー。

とりあえず戦略としては寝まくって、少しでも体調を回復させてから月曜の朝に大きい病院に行くことに決めたんですが、その土日、熱はついに40度台まで上がってしまいます。

さすがに意識なんか朦朧としちゃって、本能が「命の灯火(ともしび)が消えちゃうヨ!人生最大のピンチだヨ!」と猛アピールしてくる感じ。このくらい熱が上がったことはわりと何回もあるんですが、このときばかりは、いつもとちょっと違う貴重な体験ができました(苦笑)。

なんか色々書き残しておかないとなー。と思ったのはこの時が初めてですわ…。

医者「症状が酷すぎて今は親知らず抜けませんねー」

ということで月曜の朝一。なんとか外出できるくらいの体調にはなったので、動けるうちにこの辺で一番大きい総合病院に急ぎました。

実はもうこの時点では、液体・固形物を問わず、嚥下すると首~喉の奥~アゴの先まで激痛がほとばしる状態。(それでも食欲だけはなくならない自分の体には感謝なんですが。)

僕もちょっとやそっとの痛みでは泣かないんですけど、それでも食事のたびに自然と涙が滲んできちゃうんですよ。ここまで痛かったのは、中学時代に走り高跳びで足の腱を切ったまま、坂道を1km以上も徒歩で下校したときくらいですね。

なんにしても、近所の歯科医院では手に負えないかも?という予感は正解だったのかもしれません。

血液検査の結果、炎症反応を示すCRP値が「親知らずで普通はこんな数値にはならない(医師談)」という数字にまで上昇してました。

ということで、

「今の状態では親知らずは危なくて抜けませんねー。」
「1日2本入れるなら要入院っていう抗生物質の点滴なんだけど、これをしばらく投与して、炎症が収まったら抜きましょう」
「1日1本なら入院しなくても良いので、しばらく通院で抗生物質を点滴しましょうか」
「それと合わせて、飲み薬の抗生物質も出しときますねー」

という方針説明を先生から矢継ぎ早に受け、良く分からないままにハイ、ハイ。と縦に首を振って、そのまま点滴ルーム行きとなりました。

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このザマです。この後、しばらく通院生活が続きます。

寝まくって回復してコレだもんなー。土日に急患で入ってたら入院だったかもしんないなー…。

なんかあんまり死にそうな感じが伝わらないかもですが、ホントに死ぬかと思ったんですってば。

実際のところ、親知らずから入った雑菌が広がって死ぬケースはホントにあるようで、特に、僕みたく首まで症状が広がると、次は心臓…ということで危ないらしく。ちなみに首から下に感染が広がると死亡率20%とかいう怖い情報もあるようです。生きててヨカッター。

僕の場合、親知らずの大部分に歯肉がかかっており歯が一部しか露出していない状態だったので、そこが炎症を起こしやすくなってたみたいです。最近調子が悪かったのはこれかー。

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綺麗なものでは無いので引き気味の写真ですが、こちらが抜歯した親知らず。歯肉が掛かっていた部分には歯石がびっしりと。まぁ、磨きようがないですもんね。

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その後もしばらく洗口剤と抗生物質の投薬が続き、今では抜歯した部分の穴もかなり塞がってきました。

なんとなーく、こいつが僕の体の弱点だったのかもしれないなー、という気は薄々してて。親知らずを抜いてしばらく経ったら、かなり体が楽になったし、また無理も利くようになった気がします。

「親知らず」は英語で「Wisdom Teeth(知恵の歯)」と呼びますが、これは、人間として必要な物事の分別が付く年齢になると生えることからそう言われているようです。

僕はこの歳になるまで、知らず知らずとこの歯に苦しめられてきたのかもしれず。「知恵の歯」が生えていながら、でもそれに気づく知恵はなかったんだなー。と感慨にふけるのでした。

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