【金利推移】5月の「フラット35」は1.29%。金利は先月より上昇【予測】

 

Housing Market Risk

ここでは、固定金利住宅ローン「フラット35」の翌月の金利動向予測を公開しています。(毎月20日前後に更新予定)

また、予測値だけでなく、実際に発表された金利についても月初に追記します。

※2019/5/8 5月分の金利の確定値を反映
※2018/2/21 3月融資実行分の金利予測を公開

2019年5月の「フラット35」金利動向予測

住宅金融支援機構の既発債情報によると、当月の機構債の表面利率は0.33%となりました。

これは前月比プラス0.02%の利回りのため、5月融資実行分の「フラット35」金利は前の月と比べて上昇するものと考えられます。(借入金額・期間により結果は変わることがあります。)

まとめると、5月度の「フラット35」の最低金利は、以下のようになると推測しています。(※2017年10月以降、新機構団信分が金利に含まれるようになりました。公式発表によると団信分は+0.28%となっています。)

借入期間融資率フラット35
最低金利
(4月実績)
フラット35
最低金利
(5月予想)
フラット35
最低金利
(5月実績)
21年以上9割以下1.27%-~-%1.29%
9割超1.71%-~-%1.73%
20年以下9割以下1.21%-~-%1.23%
9割超1.65%-~-%1.67%

確定値は月初の正式発表待ちですが、フラット35としては引き続き過去最低水準の金利を維持するのではないかと予測しています。

なお、フラット35の過去最低金利は、2016年8月につけた0.90%(期間21年以上・融資9割以下・新機構団信無し。現在の基準換算だと1.18%)となっています。

フラット35の未来の金利を予測する方法については、次の記事にまとめています。

この方法を使うと、速報値的な感じでフラット35の金利をいち早く推測することできるかもしれません。

クイック事前審査を受けておくと資金計画が立てやすい

フラット35は様々な金融機関、および、モーゲージバンクが取り扱っており、それぞれ手数料や金利が異なります。そんな中でも金利が最低水準で、かつ、融資手数料もお値打ちなところを選ぶのがお得にローンを組むコツです。

住宅ローンは大きな金額の動く契約ですので、ぜひ、慎重に検討を重ねてください。

あと、土地や家を探したり注文住宅を建てる前に、自分がいくら借りられるのかを確認しておけば、資金計画の不安を減らすことができます。

私の場合、土地が決まってからローンの事前審査をする流れでしたが、最近では家探しの前でもクイック事前審査ができるサイトもありますので、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。

※ARUHIさんはフラット35の実行件数シェアNo.1(2018年までの8年連続)の国内最大手です。

なお、フラット35は、申込日ではなく融資実行月の基準金利が適用される仕組みです。

フラット35の申込~本申込み、融資実行までには、通常数カ月の時間が必要になります。ですので予め審査を受けておき、その後、本申し込みをして、最後に融資実行日を調整する形にしておく形にしておくと、日程に余裕が作れます。

急に話を進めようとしても調整が難しい場合も少なくありませんので、慎重に、余裕を持って話を進めておくのがオススメです。

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