Xperia X Performance アンバサダーミーティングに参加してきました #Xperiaアンバサダー

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えーと、去る6月8日に名古屋駅周辺で開催された「Xperia X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加してきたので、その模様をお伝えしておきます。

「Xperia X Performance」は、Snapdragon 820 を搭載したソニーの最新 Android 6.0 スマートフォン。Xperia Z シリーズの後継となる新シリーズのフラッグシップ機です。

そう、今回からは「X」シリーズとしてブランディングされるんです。

Xperia X Performance は、国内ではドコモ(SO-04H)が6月下旬に発売予定、au(SOV33)、ソフトバンクからは6月中旬以降に発売予定となっていますが、今回は、発売前に話が聞けるし体験もできる。ということでお邪魔してきました。

いきなりアレなんですが、今回は Xperia X シリーズということで、参加者には「X」模様のTシャツが配られまして…
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みなさん、よろしければ着てくださいねー。という流れに。
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名古屋会場では、どういうわけか30名全員がTシャツを着てしまいました。
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机の上には軽食とおみやげの謎Xperiaポーチ、そしてモニターで貸していただける Xperia X Performance が。やったぜ今回はドコモ版だ!
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ということで、ソニーモバイルの中の人がスライドで色々と Xperia X Performance の開発秘話とかを説明してくれます。

Xperia と言えばカメラ!音楽!という分かりやすい派手めの機能が思い浮かびますが、今回は、新しい「X」シリーズということで、充電周りや放熱性能、画面の色域の拡張や明るさ制御の改善といった、地味だけど、とても重要になってきている機能についても、丁寧に見直しされています。

このあたりの詳細は、別途、実際に使ってみた感想をレビューさせていただく予定ですが、今回は、(筆者が基本機能が気になるタイプということもあって)地味な機能を中心に、僕が気になったスライドをペタペタと貼っておきます。

お世辞ではなく、今回のXperiaは持ってみるとホントに手にしっくり来るんですが、その秘密であるところのラウンドデザインの断面図が紹介されました。初代Z以降の5インチオーバー機の中では、個人的に持ち心地は Xperia Z4 が一番好きでしたが、X Performance はそれに匹敵するなじみ感です。
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Z5比で、日常使いの消費電力が大幅に減った。というスライド。
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新しい充電アルゴリズムにより、バッテリー寿命が最大2倍、長く使えるとか。
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いまどきの Android 機ではとても重要な放熱性能が向上したよー、というスライドも。Z5 ではヒートパイプを2本にすることで放熱性能を向上しましたが、X Performance ではグラファイトシートの追加や背面のメタル化、そして排熱が戻ってこないよう内部空間を確保するなど、いろいろ徹底。Z5 比で+30%も放熱性能をUPしました。
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また、X Performance は背面全体が均一に温かくなるためか、Xperia Z4 などでよく見られた高温・発熱起因のパフォーマンス低下は顕著に改善しました。これは、SoC が暴れ馬だった Snapdragon 810 から 820 になったことも関係あるかもしれませんが、それだけではない気がします。ちゃんと検証したわけではないのであくまでも感想にはなりますが、排熱に関しては他メーカーと比較しても優秀な部類になったのではないでしょうか。

その排熱性能と見た目との両立、という部分も忘れてはいません。今回は、インセルタッチパネルの採用で本体カラーと端末の前面のカラーリングに統一感が出せる。とか。隙を作らない構えです。
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ディスプレイの表示品質も目で見て分かるくらい改善されています。緑色寄りの色域を広くすることで、色の深みがかなり出るようになり、Adobe RGB も視野に入るレベルだとか。カメラで撮影した画像を自然に見られるディスプレイ性能、というところを目指したそうです。
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よく「CPUが速くなりました」という話は聞くわけですが、その説明も。先のスライドにあった放熱性能の支えもあってこそでしょうが、GPUの速さや、内部的にタッチ処理の優先順位を上げているのかも?と思えるような、実際にはそういう操作感の違いを感じる機種です。
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レコーディング周りも改善されていますが、これはすごいな、と思ったのはSonyのハンディカムでも採用されているノイズキャンセリング技術。機器から出るノイズライブラリを用意して、ユースケースごとに想定される微小ノイズにカウンターを当てるそうです。そこまでやるんですか。という感じ。
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カメラ周りでは、指定した対象物を追いかけて、先読みでオートフォーカスを合わせてくれる「先読みオートフォーカス」という機能も。これも「そこまでやるか」という機能だと思います。
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かなり情報量が多かったので、残りの気になった部分は箇条書きにさせてもらいます。

  • ドコモ版は最大375MbpsのLTE通信に対応。
  • EVS(VoLTE HD+)対応で通話がFMラジオ並みの音質に。(通話対象の端末もEVS対応の必要あり)
  • Z5 比でアプリ起動が高速に。多分、レースゲームの Asphalt 8 だと思うのだけど、起動が15.4→12.9秒に
  • カメラの起動がさらに高速化。すぐに撮影。起動~撮影完了までなんと0.6秒。
  • カメラのノイズが4分の1に低減。ISO 3200→6400に向上。
  • 防水USBが改善。これまで外部機器接続時に必要だった切り替えが自動判別に。
  • ストラップホールはなくなった。
  • SIMフリー機の導入はマーケティング的に厳しい?

この他にもまだまだあったんですが、スライドの内容はこんな感じで。

タッチ&トライコーナーには、おなじみ分解モデルとか、
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Xperia といえばハイレゾ。ということで体験できるコーナーも。
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あとは、カメラの先読みオートフォーカスの体験コーナーも用意されていました。
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ということであっという間にミーティングは終了。

最近、私事で忙しくってこの手のイベントに出ていなかったので、なんだか少し新鮮な気持ちで参加できました。個人的には、某有名学生ブロガーさんの顔が見れたのも収穫でしたしね。

さて、お借りしている Xperia X Performance ですが、これはかなり早い段階で「返却したくなくなるなー」と感じられる、素性の良い端末なのかな。とは感じています。あまり派手な機能は使わないタチではありますが、もう少し使い込んでからレビューを書きたいと思っています。

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