IIJmio、au LTE回線使用の「タイプA」を開始へ。ドコモMVNOとのデータシェアも可

 

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MVNOのIIJmioは23日、au 4G LTE 回線を使ったMVNOサービス「IIJmio モバイルサービス タイプA」を開始すると発表しました。

サービス開始は2016年10月1日(土曜)から。

またこれに伴い、MVNOのサービス名称を従来の「IIJmio高速モバイル/Dサービス」から「IIJmioモバイルサービス」に変更し、さらに、ドコモ回線を利用する従来サービスを「タイプD」、au回線を利用するサービスを「タイプA」とするとのこと。

「タイプA」の料金プランは「タイプD」とほぼ同等。

データ+SMS SIMは、3GBで月額900円から。音声SIMは3GBで1,600円から。3GB、6GBプランは最大2枚、10GBのファミリーシェアプランは最大10枚までのSIMカード発行が可能です。(うち、音声通話SIMは最大5枚)

他社の au MVNO サービス同様「タイプA」はSMS付帯料金が0円となるため、「タイプA」では「タイプD」の「データ通信専用SIM」に相当するプランの設定はありません。

なお、「タイプA」を使う場合、au の VoLTE 対応端末は SIM ロック解除が必須となります。また、VoLTE に非対応端末では音声通話ができないので、注意が必要です。

ドコモMVNOとau MVNOで高速データ通信量のシェアが可能

今回の au MVNO サービス開始で特に注目されるのが、au MVNOサービスの「タイプA」とドコモMVNOサービスの「タイプD」の混在契約と、高速データ通信量のシェアが可能という点でしょう。

IIJ はこれまでも法人向けにau回線を借り受ける通信サービスを提供してきましたが、今回、個人向けにもマルチキャリアサービスを始めたということで、非常に注目されそうです。

特に、MVNOの中でも一目置かれる存在となっている IIJmio がマルチキャリアに対応した。という点がとても大きいと思います。

ソース:

Hatena Pocket Line

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