VMWare Player 12でブリッジ接続の仮想NICが使えない時の対処方法

Windows 10 上の VMWare Player 12 で、物理ネットワークにブリッジした仮想NICの通信ができなくなった場合の対処方法について書いておきます。

僕は、Windows 8.1 → Windows 10 にアップグレードしたタイミングや、それ以外の時でも何らかの拍子に使えなくなることがちょくちょくあるのですが、いずれの場合も今回の対処方法で対応できているので、同じ症状で困っている人のために書いておきます。

今回の症状ですが、物理マシンのNICにブリッジした仮想マシンのNIC経由の全通信が、ホスト・ホスト以外のネットワーク上のマシンを問わず完全に不通になる。というものです。

ということで、まずは VMWare の仮想マシン設定 → ネットワーク接続 →「アダプタの設定」を確認してみると、そもそもブリッジ先のホスト ネットワーク アダプタが一つも認識されていない状態。これでは通信できるわけありません。
how_to_fix_vmware_player_12_virtual_nic_2_sh

そういえばどっかで見た症状だなー。と思いつつ、全てを理解したうえで VMWare を「修復セットアップ」したら…
how_to_fix_vmware_player_12_virtual_nic_3_sh

このとおり。物理NICが認識されました。(この画面で不要なネットワークアダプタへのブリッジを解除してください。)
how_to_fix_vmware_player_12_virtual_nic_6_sh

これで、仮想マシンからブリッジネットワーク経由で通信できるようになりましたね。

さて、どうして修復セットアップすると症状が解決するのか、については、かなり複雑な話になってきます。その辺は過去記事に詳しくまとめているので時間のある方はそちらをどうぞ。

それにしても、最近の VMWare は Windows をアップデートすると毎回この儀式が必要になるのね…。

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