last update 2017年9月16日 1:41

【液晶割れの修理】スマホ表面のガラス部分だけを冷凍庫やドライアイスで取り外す技術【動画】

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パリーン!と割れてしまったスマホの液晶画面。でも、触ればタッチパネルは反応するし、画面もちゃんと映る、なんて経験をしたことがある人は少なくないと思いますが、今回は、そんなときに参考になるかもしれない、液晶表面のカバーガラス部分だけを交換する安価な修理方法について、面白い動画を紹介しておきます。

ついでに、最近のスマホの画面に使われている接着剤についても、少しですが書ければと思います。

つか、1週間くらい前に割っちゃったんですよね。Galaxy S7 edge。

スマホの画面はざっくり3層構造

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( via Wikimedia Commons / Author: Laowi.blogger / CC BY-SA 3.0 )

スマートフォンの画面は、ざっくりいうと「液晶」+「タッチデジタイザ」+「カバーレンズ(カバーガラス)」の3層で構成されています。

画面割れの症状の中でも、ヒビは入ってるけどちゃんと画面は表示されるし、タッチの反応もある、という場合は、この3層のうち一番上のカバーガラスだけが割れていることが少なくないのです。

一般的にスマホの画面修理は、先の3層が1ユニットになっているパーツを丸ごと交換するのが通例ですが、Galaxy S7 edge / S8 edge のような曲面有機ELディスプレイの場合、このパーツの末端価格がなんと300米ドル(日本円で3万円台中盤)程度とたいへん高価になります。しかし、カバーガラス単体なら20ドル(2千円ちょい)ぐらい。つまり、カバーガラス単体の交換で済めば、かなり安価に修理ができる。というわけです。

ちなみに、iPhone などの平面ディスプレイでもカバーガラス単体での交換は試みられることがあり、同じように、ユニット交換に比べてかなり安価に画面割れの修理ができます。ただ、かなり手間が掛かる上、リスクもあるため、実際に、国内でカバーガラス単体での交換作業を提供している事業者はほとんどないのが実情です。

透明接着剤「LOCA」は剥がすのが大変

さて、カバーガラス単体を交換するのがどうしてそんなに大変なのか、ですが、問題は、先の3層を貼り合わせている「LOCA」という透明接着剤を剥がす作業にあります。

LOCA は、もともとタッチパネルやディスプレイ向けに開発された接着剤で、現代のスマートフォンやタブレットでは当たり前に利用されているものですが、これを単純な道具だけで剥がすのは本当に至難の業。

どのくらい剥がすのが難しいかは、こちらの動画の3分24秒あたりが参考になるでしょう。

しかし、世の中には賢い人がいるもので、LOCA剥がし専用の特殊な冷凍庫なんてものが開発されているのです。次の動画でその威力をぜひ確認してみてください。

How to separate samsung galaxy s7 edge cracked screen by mini freezer NS007 - YouTube

こんな特殊な冷凍庫を持っている人なんてそうそういないから、動画なんか見ても参考にならねーよ、なんて諦めるのはまだ早い。

実は、冷凍庫の代わりにドライアイスを使ってカバーガラスを剥がす、なんて達人もいるのです!で、こちらは iPhone のガラス剥がしの動画。

iPhone DRY ICE Screen Repair!! 'Glass Only' - YouTube

ペリペリと、いとも簡単にはいでて凄い。

ガラスを剥いだら、後は残った LOCA をきれいに取り去り、新品のカバーガラスを LOCA で再接着すれば、画面割れの修理は完了。というわけ。

とは言っても、もちろんそんなに簡単に行くはずもなく、LOCA での接着には紫外線ランプが必要な場合があったり、また、LOCA の液中に気泡が入ってしまったりと、難易度は高め。個人でやるにはちょっとオススメできない方法にはなります。が、どうにもお金が無いとか、壊してもいいや。と思える場合には、挑戦するとちょっと面白いかもしれない方法ではあります。(換気はちゃんとしましょうね。)

ちなみに、防水スマホを分解すると防水性能がなくなってしまうので注意。そりゃそうだ。つかやらないですよね、こんなこと。

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