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自転車やハイキングに、ウルトラライトなアウトドアチェアが便利【ポンコタン】

 last update 2024年2月22日
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アウトドア派、という感じでもない僕なのだけど、最近、花火大会とか自転車でのお出かけのとき、超軽量なアウトドアチェアを人数分持っていくことが増えました。で、これがなかなかオススメなので紹介しておきます。

今回、紹介するのは「PONCOTAN ウルトラライト フィットチェア」です。

知ってる人は知っているウルトラライト界の長、ヘリノックスの「チェアワン」の、まぁ、言ってみればパチモンであるのですが、これが意外や意外、なかなか良くできており大変に気分が良い。

重さはたったの約900g。なのに耐荷重120kg。慣れれば2分もあれば組み立て・分解できて、座り心地も悪くない、というデキるアウトドアチェアです。

ちなみに、本家の「チェアワン」や「チェアゼロ」は最低でも12,000円はする高級品。キャンプや野外フェスでは盗難のターゲットにもなりやすいと聞きます。

が、PONCOTAN は3000円台。約3分の1という安心価格です。

(※ 現在は改良型の新製品となっているのでそちらを紹介しておきます。)

僕は体がデカくて体重が重いので、いきなり高いのを買って折れてもイヤだしなー。ということでパチモンの方を試しに買ってみました。

収納バッグはこんな感じ。

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スマホと比較するとこういうサイズ感。かなり小さいです。

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普段使っている NIXON の LANDLOCK III というバックパックだと、2人分入れても相当余裕がある感じ。試してないからわかりませんが、バッグの型くずれを気にしなければ3つくらいは入るかも。

収納ケースから取り出すと中身はこんな感じ。

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座面シートを広げると棒の束が出てきます。

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写真では分かりにくいですが、棒の中にはゴム紐が通っており、全て連結されています。説明書は入っていませんが、どう組み立てれば良いかすぐにわかる設計です。

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ゴム紐に導かれるままに骨組みを組み立てるとこんな感じ。初めてでも割とすぐにできます。ちゃんと最後までしっかり差し込まないと、無理な力がかかって折れる原因になるので、そこだけは注意してください。

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骨組みに座面を付ければ完成です。

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慣れれば全く困りませんが、最初だけは座面の取り付けには苦労するかもしれません。

いちおう、組み立て方法のコツを伝授しておくと、

  1. まず背中側のポスト2本に布を取り付ける。
  2. 次に背中側ポスト2本が地面に着くよう後ろ倒しにする
  3. 足側のポストに体重を掛け「背中側のポスト2本を壊さない程度にたわませて」足側のポスト2本に布を取り付ける

という感じ。このやり方なら苦労することは無いと思いますが、どうしてもキツいという人は、布を張ったまましばらく放置して伸ばしておいても良いかもしれません。

専用バッグはポストに収納可能です。

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座り心地は腰が沈みこむ感じでかなり良好。ハンモック的な心地よさです。背中はメッシュなので風が通って涼しいですし、デザインも悪くないから家の中でも使いたくなってしまいます。

足が細いので柔らかい地面では沈み込みやすいかもですが、少なくとも芝生では困りませんでした。ちなみにヘリノックスの場合、軟弱地盤で使うために足を太くするオプションが用意されてたような。でも、あれって結構重いですし、設置に関しては工夫次第かも。

地面が平らではないところだとちょっとバランスの悪さがありますが、それは他の椅子でも言えること。軽量で実用的なアウトドアチェアです。

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上の写真をよく見ると、背面側のフレームが若干たわんでいるのが分かると思います。座面を取り付ける時にはこれくらい大胆にたわませると取り付けやすいかも。フレームに関しては、座るとちょうどいい加減になるよう設計してあるのかもしれません。

正直、こんな構造で僕みたいな大男を支えられるのか最初は不安でしたが、使ってみると意外にも今のところ問題はありません。あとは、万が一のことがあっても、この値段から買い直せばいいかな、とも思えるので、納得感はあります。

本家の「チェアワン」でも変わらないのですが、1点、実は専用バッグの重さが意外とあって、バッグ込みだと940g弱になります。つまり、バッグ単体で70~80gくらいあるイメージです。細かい部分ですが、気になる人は「チェアゼロ」みたく超軽量のバッグに移し替えると、もっと軽くすることができると思います。

徒歩や自転車で持ち歩ける椅子、というジャンルはそれ自体、使ったことがない人にも面白いジャンルだと思いますし、折りたたみ自転車で輪行するときなんかにも、あるとなかなか楽しい小道具ですので、興味のある人はチャレンジしてみると良いかもしれません。

ちなみにウルトラライト系の製品は、他にもキャンプ用の超軽量ベッドなんかもあります。これなんかはなんと1.2kg台と本当に軽い。

花火大会でこの手のイスとかベッドがあると、下が硬いところでもかなり居心地が良くなるので、そういう意味でも結構オススメです。

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この記事へのコメント(1件)

  1. pomer says:

    6年前

    本家のヘリノックスはお値段があれなのでパチノックスなんて揶揄されながらも気になりますね。
    さまざまなメーカーから出ていますが、座っている時にポールが曲がったり座面が破れたりしたら怖いなと思いどれを買うか悩みます。
    参考になりました。ありがとうございます。

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