last update 2017年8月25日 22:17

【換気口からの騒音対策に】ダクトにサイレンサーを入れると静音効果がある

place_silencer_for_duct_5_sh

えーと、今日は我が家の騒音対策の話しです。

色々とのっぴきならない事情があって、我が家では24時間換気をあえて第3種換気にしたんですが、この給気口、実質的にタダの穴で、外からダイレクトに音が入ってきてうるさい。

なんか対策はないかものかとメーカーに相談したところ、防音型の給気口に取り替える手がありますよ、と教えてもらったのだけど、効果のほどに自信が持てないし、建ててすぐにリフォームかよって感じでもあったので、まずは、ちょっと自力で色々試してみることにしました。

その結果、ダクトに入れるタイプのサイレンサーが思いのほか効果があったので、紹介しておきます。

こちらが問題の給気口。書斎は換気口に電動ファンを入れておらず、扉のアンダーカット経由で吸ってもらう方式にしています。
place_silencer_for_duct_13_sh

これで静かだぜー。と思ったら、今度は外からの音が割と気になる。特に、スケボー少年がトリックに失敗しまくる音の高音成分がそのまま入ってくるのが耳障りです。

で、色々検討した結果、以下のサイレンサー3種を購入しました。
place_silencer_for_duct_12_sh

送料まで入れたら結局 Amazon.co.jp が安かったです。

  

一番最初に買ったのはこちら。大建プラスチックの防音パイプ「100NS」
place_silencer_for_duct_6_sh

こらちは防音性能がちゃんと公開されているのと、評判の良さで購入。

防音性能はリンク先で確認できます。

幅広い周波数帯で20デジベル以上、つまり倍率換算で10分の1以下の防音効果があるそう。もっとも、ひとくちに防音と言っても、遮音と吸音とで違ったりと奥深い世界なので、ひとまずは参考程度に。

「100NS」ですが、素材は連続気泡の発泡ウレタンっぽい。この手の世界を知らない僕からすると、たった長さ6cmで本当に効くのか、ちょっと不安があります。

とりあえず、性能確認のために仮設置して、耳で効果を確かめていきましょう。
place_silencer_for_duct_3_sh

すると、結果は上々。低音域ではさほど効果を感じないものの、高音成分はかなり減衰しているのがパッと聞きで分かります。

これを入れたところ、近所でトンテンカンキンゴーンとやってる重量鉄骨造の新築工事の音が、心理的に気になりにくくなりました。反対に、車やバイクの音はさほど減衰しない感じ。なんというか、どんな音が気になるのかによって評価が変わるのがこの世界です。

あと、「100NS」の利点は、風通しが良いところでしょう。換気量と消音のバランスを考えたい人向けの製品だと思います。

次に試したのが杉田エースの「ウレタン消音材100型」。
place_silencer_for_duct_2_sh

こちらは、小さな穴がたくさん開いているタイプのサイレンサーです。こちらもたぶん連続気泡の発泡ウレタン製。

見た目のとおり、かなり風通しは悪くなりますが、高音成分のカット具合は「100NS」よりいくぶん上です。ただし、いかんせん低音域は弱い印象があって、どちらを使うのかはかなり悩ましい。

おそらくは、「100NS」とは防音特性がかなり違うサイレンサーだと思います。

で、最後に試したのがNASTAのスリーブマフラー「KS-SM100」。
place_silencer_for_duct_8_sh

こちらはグラスウールを特殊な形に整形した製品。

防音にはグラスウール、というのは良くある解ですが、こちらはダクトに入れるだけなので設置が簡単。

グラスウールは水に弱い特性があるため、浸水の可能性がある換気口への設置は心配にもなりますが、特殊加工により、水分や光で劣化しないよう工夫されているそうです。

仮設置するとボロボロなってしまうので、いきなり本格的に設置してみます。

換気口のフタを外し、
place_silencer_for_duct_15_sh

花粉フィルターとネジを外して、
place_silencer_for_duct_17_sh

壁の穴を露わにします。
place_silencer_for_duct_18_sh

そこへ、こんな感じでグラスウールを挿入。
place_silencer_for_duct_19_sh

と、この時点で、ちょっと低い音が弱くなった気がします。代わりに高い音は苦手な感じ。(データを見てないので適当言ってたらごめんなさい)

ということは…と思って、この手前にもうひとつ発泡ウレタンのサイレンサーを入れてみました。
place_silencer_for_duct_20_sh

これは流石に効果がある。防音材を2種類組み合わせて高い防音効果を得るというのは良くある手法ですが、高音と低温をバランスよく防いでくれている感じがします。もちろん、採風もそれなりに取れています。

なんかいい感じなので、とりあえず、グラスウールを外側に入れたまま換気口を元に戻します。
place_silencer_for_duct_27_sh

で、そこに先の杉田エースの「ウレタン消音材100型」を追加で入れてみました。この組み合わせが一番効果が高かったです。
place_silencer_for_duct_2_sh

が、これでは見た目が悪すぎて嫁に何を言われるか分かったものでは無いので、
place_silencer_for_duct_34_sh

ふたつに薄切りして、
place_silencer_for_duct_35_sh

グラスウールとは別に追加で入れてやります。
place_silencer_for_duct_37_sh

はい、元通り。嫁も満足であろう。
place_silencer_for_duct_29_sh

今回は2つに切りましたが、実際にはもう少し厚く切れる余地がありますし、真ん中は換気口の軸を避ける加工もしないと開閉できなくなるので注意が必要ですが、大まかな手順はこんな感じになります。

ちなみに、専用の防音仕様の換気口にすれば、外側のフードも含めて防音仕様になりますので、もうちょい効果が得られるはずです。ただ、消音材を交換したいとか、今回みたいに2連で入れたいとなると、潰しが利くのかどうかは調べておいた方が良いでしょう。

あと、人によって気になる音はかなり異なると聞きますので、このくらいの安価なもので、色んな形状・素材を試してみるのは損にはならない気もします。もちろん、今回の方法では納得がいかないというケースもあるでしょうが。

  

ちなみに、今回はこの3つを購入しましたが、他にも消音材はたくさんの種類があります。

今回は購入した消音材のサイズは、直径10cm、長さが6cmでしたが、消音材の長さや太さは、壁の厚さや換気口の型番によっても変わるので注意。壁のパイプの太さは直径 75mm、100mm、150mm あたりが主になるとは思いますが、あらかじめ採寸してから買うようにしましょう。

なお、ウレタン製のものは、直径が多少大きくても縮めて入れることができますよ。

コメントを記入

CAPTCHA