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【騒音対策】給気口にサイレンサーを入れて静音化してみた(性能アップ編)

 last update 2022年11月10日
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給気口から入ってくる騒音がうるさい、ってことで以前、グラスウールと発泡ウレタンのサイレンサーを設置してかなり効果が出たよー、という話を書きましたが、

最近、エアコンの季節が終わって室内が静かになったら、そのせいでまた外の音が少し気になるようになってきました。

ということで、今回はサイレンサーの性能アップをしてみたよ、というお話を書いておきます。

購入したのは、メルコエアテックのダクト挿入タイプ サイレンサー「AT-100SA」。100mm 径のパイプに挿入するタイプのサイレンサーです。

さらに太い 150mm 径タイプの「AT-150SA」という製品もあります。

各周波数帯ごとの防音効果については、公式サイトに詳しい説明がありますが、

共鳴型サイレンサーということもあってか、幅広い音域で30dB以上、という非常に高い効果が魅力の製品になります。

さらに、こちらの製品自体、24時間換気の自然給気口での利用を想定して設計されているため、まさに僕の用途にピッタリの形状。

横から見るとこんな感じ。長さ80mm、太さは94.5mm+フィラーです。(一度取り付けたものを外して撮影したので、石膏が少し付いています)

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外装は樹脂製のケース。真ん中には長方形の開放部があります。中に見えるのは消音材。素材は合成樹脂とのこと。

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前回と同じように給気口に設置していきます。

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ウレタンのフィラーのおかげで、かなりピッタリ収まりました。取り出すのは大変そうです。

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サイレンサーを入れたら給気口を再取り付けします。

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はい。見た目は元通りになりました。

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今回のサイレンサーは長さが8cmあるので、設置場所のサイズを事前によく確認しておかないと、設置できない!なんてことになりかねません。というのは壁の厚さは十分でも、給気口パーツと干渉して取付けできない場合があるからです。

その点、前回紹介した発泡ウレタン製サイレンサーなら、強引に力をかければ多少は変形できますし、最悪、カットもできるので融通が効きます。

今回のサイレンサーは効果は高いものの、硬質の樹脂ケースに入っておりまったく変形しないため、購入前に設置計画を良く練っておく必要があります。

換気口の長さとは合わないけれど、どうしても取付けたい!という場合は、プラスチックや発泡ウレタンなどで自前のフィラーを製作し、換気口全体を室内側に出っ張らせる、というアクロバティックな方法もなくはありません。(その場合は、ネジも長くする必要がありますが)

うるさい時は換気口を閉じている、という方もいるかもですが、換気は大事ですからね。換気と防音を両立しつつ、フィラーを入れれば意外と見た目も気になりませんので、似たような境遇でどうにも困っている、という方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、緊急ならフィラー無しで取り付けて、見た目のことは後で考える。という手もなくはありません。ただし、防音性能は若干落ちるかもしれませんが。

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