【電気メーター】スマートメーターとアナログメーターの見分け方

 

新電力への申し込み時には、必ず、電気メーターが「スマートメーター」か「アナログメーター」かを聞かれます。

なぜ聞かれるのか、というと、アナログの電気メーターのままでは新電力に切り替えることができないからです。

ということで今回は、自宅の電気メーターが「スマートメーター」か「アナログメーター」かを見分ける方法についてまとめておきます。

数字がアナログ表示なら「アナログメーター」

スマートメーターかアナログメーターかを見分ける最も分かりやすい部分は、積算電力量の数字の表示方式だと思います。

大きな数字がアナログ表示なら「アナログメーター」。デジタル表示なら「スマートメーター」と判断できます。

具体的な例を写真で見てみましょう。

こちらがアナログメーターの例。数値部分が回転式ディスプレイになっているため、下2桁がズレて表示されています。
compare_analog_and_digital_electoricity_meter_2

そして、こちらがスマートメーター。数値部分が液晶表示となっており、デジタル表示であることが分かります。
compare_analog_and_digital_electoricity_meter_3

このように、数値の表示部分の特徴から、スマートメーターを見分けることが可能となっているのです。

スマートメーターの利点は?

スマートメーターは、ネットワークを通じて使用電力量などの情報を電力会社と送受信できるメーターです。電力会社独自の無線ネットワークや、キャリアの3G/4Gなど、様々な通信方式を利用するタイプがあります。

スマートメーターを導入すれば、電力会社による検針が不要になるため検針コストを低減できますし、従来であれば必要だった電気解約時の立会い作業もスマートメーターでは不要になります。また、検針データを新電力側に渡すことで安価な新電力サービスが可能になったなど、利用者側のメリットも少なくないメーターです。

遠隔で開栓・閉栓できる仕組みのため、大規模な計画停電のきめ細かな制御ができる、というのも利点と言えるでしょう。(もう、計画停電は経験したくないですが)

最近、Wi-Fi のセキュリティ問題が取り沙汰されたこともありますので、重要インフラが無線で制御できるという仕様には多少の不安を覚えなくもありませんが、セキュリティは確保されているとのことなので、ひとまずは安心です。

現在、国の政策により、アナログメーターからスマートメーターへの置き換えが進んでおり、2020年の早い段階でアナログメーターを見る機会はかなり少なくなる見込みとなっています。

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