ガスコンロのグリルでトーストの両面に上手に焼き目を付ける方法

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ガスでトーストを焼くと速くて美味しいよー。と噂に聞いてはいたのですが、何度試してみても、片面だけ焦げて裏は真っ白。という感じで全然うまく焼けない。

そんな、引っ越して以来の懸案であった「ガスコンロのグリルでトーストをうまく焼く方法」について、試行錯誤の末にたどり着いたレシピとノウハウを自分たち用にメモしておきます。

ちなみに、うちの設備の関係で、両面焼きグリル向けのレシピとなります。

コツはグリルプレートを予熱しておくこと

結論から書いてしまうと、グリルでトーストの両面ともにキレイな焦げ目を付けて焼くコツは、「グリルプレートと予熱」です。

グリルプレートってのはこういう平らな金属板。これを魚焼き網の上に乗っけて焼くわけ。
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写真の製品は、ウチのコンロに標準で付いていたアルミのぶ厚いプレートなんですが、これを上火・下火とも強火で3~4分くらい予熱してからトーストするのがコツということ。

グリルプレートの予熱が終わったら、上火を弱火、下火を強火に切り替え。
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食パンを入れてからの焼き時間は、ウチの場合は1分40~50秒くらいです。(山形5枚切り1枚の場合)

実際の焼き上がりはこんな感じ(この時は2分焼いちゃった)。こちらが表で、
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こちらが裏面。今まで裏は真っ白だったことを考えれば、これでもかなりの進化なんですってばよ。
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もうちょい時間短くしても良かったかな…。

ウチのグリルは奥ほど火が強めなので、手前に寄せた方がうまく焼けるかもしんない。とかとか、まだまだブラッシュアップできる余地はありそうですが、とりあえずは成功ってことに。

アルミ箔を敷くと両面に焦げ目が付かない…

色々と試した中で、どうにもうまく行かなかったパターンが「アルミ箔」。

厳密な平らではないからか、食パンがキレイに接地しないようで、少なくとも両面均等には焦げ目が付きませんでした。

グリルでトーストがうまく焼けない場合の調整のコツ

なんというかここが本題で、なかなかこの辺まで踏み込んでいる情報がなかったから、敢えてこの記事を書いたわけですが、グリルでトーストを焼く際の成功イメージは、表には直火で焼き目を付けて、裏はグリルプレートの予熱で加勢して焼き目を足す感覚なんですね。まずはこの感覚を押さえておくことが超重要になります。

で、ここからの発展系として、食パン両面の焼き目のバランスが悪い場合は、次の2パターンの対策ができるというわけ。

  • 裏が焼けない場合は予熱を多めにして、焼き時間を短めに
  • 表が焼けない場合は予熱を少なめにして、焼き時間を長めに

このあたりは、我が家のグリルの最小火力がけっこう強いことも関係しているかもしれないので、お宅によってはアルミ箔を敷けばそれだけでうまくいくパターンもある気はしていますが、いろんな情報が錯綜している中で、ご自宅のグリル向けのゴールデンレシピにたどり付く上で重要なコツってのはここだと思うので、良かったら参考にしてもらえればと思います。

うちで使ってるプレートはこれ。ノーリツの「LP0145」ですが、もっと安いものでも良いと思います。

100均のステンレスバットで代用したりと、色々と工夫している人もいますし。ノーリツのアルミのプレートは、食洗機で洗うと白く粉を吹くんでそこがイマイチなんですよね。

別件で後日書くと思いますが、実は、アルミホイルのエッジが立てたり、縁の高いグリルパンを使うと、グリルをオーブントースター代わりに使える。という技もあります。

キッチンカウンターからオーブントースターを無くしたい…

なんでこんなことをやっているかと言うとですね、ウチの狭いキッチンの貴重なカウンタースペースに陣取っているトースターを早く捨てたくって。

トースト以外はまだグリルでもなんとかなるんですが、トーストだけはちょっと難易度が高いように思ったので、まずはこっちから記事にしてみました。

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