last update 2017年11月24日 17:47

Amazon製品が5GHz帯Wi-Fiにつながらない時の対処方法(Fireタブ・Fire TV・Echoなど)

Icon button with a wifi connection

Amazon Echo や Fire HD タブレット、Fire TV Stick などの Amazon 製品で、5GHz 帯の Wi-Fi アクセスポイントに接続できない場合の対処方法をまとめておきます。

具体的には、Wi-Fi 接続時、アクセスポイントの一覧に 5GHz 帯のSSIDだけが全く表示されないか、または一部しか表示されないケースを扱います。
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5GHz 帯は 2.4GHz 帯と比べて混雑していない場合が多く、また、電子レンジの影響も受けづらいため、使えるなら使いたい周波数帯なんですよね。

Amazon製品の5GHz帯Wi-Fiは「W52」のみ対応

Amazon.co.jp によると、同社の国内向け全製品のうち 5GHz 帯 Wi-Fi 対応のものは、現状では「W52」にのみ対応しているとのことです。

この「W52」というのは5GHz帯Wi-Fiの規格の名前で、具体的には 36,40,44,48 ch の4つのチャネルのみが利用できます。

5GHz帯Wi-Fiには、「W52」の他にも「W53」「W56」などの規格が存在していますが、後述するとおり、日本国内の法律によって求められる気象レーダーへの配慮を嫌ってか、日本向け製品では「W52」のみの対応としているようです。

なお、この仕様は、Fire HD タブレットであれ、Fire TV Stick であれ、Amazon Echo であれ、機種を問わず変わりません。Amazon の日本向け製品では統一された共通仕様となっています。

無線LANルーターを「W52」対応に設定すれば通信可能

ということで、Amazon 製品を5GHz帯Wi-Fiに接続するには無線LANルーター側の設定を変更するしかありません。

具体的には、無線LANルーター側で、

  • 5GHz帯Wi-Fiのサーチ対象帯域にW52を追加するか
  • 5GHz帯Wi-Fiのチャネルを36,40,44,48のいずれか、または複数に固定で設定する

というのが、具体的な対策方法となってきます。

手元の環境で確認したところ、NEC系のWi-Fiルーターでは、「サーチ対象帯域」をまとめて設定できる項目がありました。

この設定を「W52」のみにした場合のみ、Amazon 製品では5GHz帯のWi-Fiに接続できました。
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また、Buffaloのルーターでは、5GHz帯の「無線チャンネル」を36,40,44,48のいずれかに設定することができました。
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こちらが Fire HD 8 で5GHz帯に接続できたときのスクリーンショットです。
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気象レーダーと干渉しない「W52」

5GHz帯Wi-Fiの「W52」「W53」「W56」のうち、「W53」「W56」の2つは、日本では気象レーダー等と干渉する周波数帯とされています。そのため、この2つにおいては、レーダーとの干渉防止のためにDFSと呼ばれる仕様が定められており、具体的には、気象レーダーを検知した場合は Wi-Fi ではそのチャネルを30分間使わない、などの制約が課せられているのです。

Amazon は、恐らくはコストの絡みなどから、この日本向けのDFSを嫌って「W52」のみに対応させているのではないかと考えられます。

なお、5GHz帯Wi-Fi は、具体的には、802.11 ac / n / a  などの名前で規格化されています。

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