CBOEがビットコイン先物取引を開始。米国初のビットコイン先物

 

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米CBOE(シカゴオプション取引所)は10日(現地時間)、米国で初となるBitcoin先物の取引を開始しました。

現時点で取引可能な商品は、2018年1月物、2月物、3月物の3種。ティッカーシンボルは、2018年1月物から順にXBT/F8、XBT/G8、XBT/H8となっており、いずれも三週目の水曜日に期限(expiration)が設定されています。

なお、1月物「XBT/F8」の初値は15,460ドルとなりました。

取引の中心はやはり期近が中心となっており、日本時間11日14時43分現在の取引量は、期近物で2,310枚と、取引初日の金融派生商品としてはまずまず。注目度の高さが伺えます。

今後、取引可能な証券会社の増加などにより取引量が増えれば、オプションなどの派生商品の整備も期待できるかもしれません。

なお、CBOEでは、2017年12月中のXBT先物取引手数料を無料としているとのこと。ただし、ブローカー経由の場合にもこれが適用されるかどうかは、各ブローカーによって変わるでしょう。

リアルタイムではありませんが、10分ディレイの XBT Futures 取引価格データは、以下の公式サイトから確認可能となっています。

注目が集まったためか、本日、cboe.com のWEBサイトが一時的にダウン。また、値動きの激しさからサーキットブレーカーが発動し、取引が一時中断する一幕もありました。

また、CME(シカゴ マーカンタイル取引所)でも、ビットコイン先物を12月18日に上場予定となっています。

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