last update 2018年10月11日 17:47

インタラクティブブローカーズ証券の口座への入金手数料を節約する方法

Blue Bank Wire Transfer Keypad on Keyboard.

日本在住の日本人でも世界中のリクイディティにアクセスできる証券会社、ということでその筋の方たちには有名な「インタラクティブ・ブローカーズ証券(以下、IB証券)」。そんなIB証券への入金時にかかる振込手数料を節約する方法を書いておきます。

 

執筆時点において、IB証券(米国法人:IBLLCの方ね)口座への入金先は Citibank, N.A の東京支店となっていますが、これは国内非居住者用の銀行口座のため、一般的な日本居住者向け銀行口座からの振込は海外送金扱いとなり、手数料が高額となってしまいがちです。

しかし、ジャパンネット銀行からの振込であればネットで完結するだけでなく、振込手数料も270円(税率8%込み)と格安で済みます。

というわけで、以下にジャパンネット銀行(以下、JNB)からIBLLCの送金時に必要な情報をまとめておきます。

 

■IBLLC 側での送金指示(事前に必要)■

取引タイプ:入金

通貨:日本円(JPY)

方法:ワイヤ送金通知

銀行情報名:(銀行情報を保存する場合のみ入力欄が表示される。自分が分かるような名前を書く)

送金元金融機関:The Japan Net Bank, Limited.

口座番号:書いておいた方が無難。振込元の口座番号

 

■銀行からの振込時に必要な情報■

振込先銀行名:シティバンク、エヌ・エイ(Citibank, N.A.)

支店名:入金指示で指定された支店(指定された支店。支店番号730の東京支店(Tokyo Branch)でした)

SWIFT/BICコード:CITIJPJTXXX

口座名義:Interactive Brokers LLC

口座種別:普通

銀行口座番号:指示された口座番号の下7桁

受取人に送るメッセージ(振込人名):Uから始まるIB口座番号 / 自分の名前(例:U0000000 / Mr. YAMADA TAROU)

 

JNBはもともと海外送金に対応していません。そのため、振込時のSWIFT/BICコードの指定は不要。なのに、この方法なら送金できてしまうから不思議ですね。

なお、JNBからは円建て送金となりますので、IBLLC口座へも円建てで入金されます。これは、IBLLC口座側のベースカレンシーに依りません。

一点だけ注意しておきたい事があります。それは、インタラクティブ・ブローカーズ証券への送金時、Uから始まるIB口座番号を正しく伝えないと入金まで2時間以上かかる上、こんなお叱りメッセージを頂くハメになります。

本入金につきまして、送金時に銀行より受け取る銀行指示内にお客様の IB 口座番号の記載がない状態であったため、反映までにお時間を要してしまいました。今後、口座への振替をスムーズに行うため、必ずお客様の IB 口座番号を、通常、送金システムよりご利用いただける受益者欄、一般情報欄、または参照欄にご入力いただけますようお願いいたします。ご協力宜しくお願いいたします。

ですので、今回の方法を使うにしても、振込時は、必ずUから始まるIB口座番号を記入するようにしましょう。そうでないと、先方にも余分な手間を掛けることになりますからね。あまり手間をかけさせると、どこぞの E*Trade みたく日本人向け口座を閉鎖されたりしかねません。

ちなみに、今回紹介したJNB振込技、いつ使えなくなるか分からないので注意が必要です。というのも、過去には住信SBIネット銀行や他行からの裏技的な入金が可能だったのが、現在は穴を塞がれしまい使えなくなったからです。そういう意味では、緊急時にはオススメできない入金方法と言えそうです。

なお、インタラクティブ・ブローカーズ証券への正規の入金方法ですが、通常は、SMBCダイレクトの海外送金サービスか、MUFJの海外送金窓口、またはテレビ窓口からの送金が一般的。その際の手数料は800円ですので、普通にそっちの方法を使った方が安心と言えそうです。

また、海外に銀行口座をお持ちの場合は海外からの入金の方が早くて確実だったりもします。特に、シンガポールに銀行口座をお持ちの日本人なら、指定された Citi のシンガポール支店への振込が手数料無料でしかも即時入金ですので、そちらのルートを検討されると良いでしょう。現状、新規にシンガに銀行口座を開設するのは難しくなっていますが…。

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