米Amazon、Alexaに対応したFire TV Cubeを発表。6月21日発売。赤外線リモコン送信機能も

fire_tv_cube

米Amazon.comは、新デバイス「Fire TV Cube」を2018年6月21日(現地時間)から発売すると発表した。

「Fire TV Cube」は、4KウルトラHDに対応したストリーミングメディアプレイヤー。Alexa 対応のスマートスピーカー機能と赤外線送信機能も搭載する。

外付けの赤外線リモコン送信機を同梱し、対応した外部オーディオシステムやセットトップボックスなどの赤外線対応機器のコントロールが可能。赤外線学習機能は搭載しない。ただし、Alexa スキルの追加により赤外線対応機器を追加できるかどうかについては、現時点では判明していない。

「Fire TV Cube」単品の価格は119.99米ドル。ただし、プライム会員であれば30米ドル引きとなる。Cloud Camとのセット商品も販売されており、そちらは199.98米ドル。

Fire TV Cube にはスピーカーが内蔵されており、テレビの電源が入っていない状態でも Alexa 機能を利用可能。Alexa を使ってテレビの電源をオンにすることや、対応する外部カメラの映像をテレビで確認できる機能も搭載している。

AV機能としては、60fps / 4K Ultra HD / HDR / Dolby Atmos / HDMI-CEC に対応する。

主な仕様は、1.5GHz クアッドコアCPU、16GB ROM、802.11ac 対応のデュアルバンド MIMO Wi-Fi、有線LAN対応(同梱アダプタによる。10/100 Ethernetに対応)。

現時点では国内への発送は行っておらず、Amazon.co.jp での取扱予定も未発表。日本での発売が待たれるところだ。

大幅な進化を遂げた Alexa / Fire TV。これで赤外線リモコン機能に学習機能が付いていれば最強な気もしますが、赤外線機器の追加はスキルの形で提供されるのがスマートだと思いますので、そういう仕様だとするならば Amazon らしい采配だと思います。

それにしても、Google Home などで利用できる Google アシスタントは、「スマホからスキルを有効にする」という形ではなく、ほとんどの機能を音声からキックする形になっていますが、将来的に機能が増えたときに整理が付かなくならないか心配です。大丈夫なんでしょうか…。

Hatena Pocket Line

コメントを記入