last update 2018年12月10日 18:21

台湾新幹線が乗り放題「高鉄3日パス」を使ってみた

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先日の台湾旅行では、台北だけでなく高雄・台南にも足を伸ばしたのですが、その際、せっかくなので台湾新幹線で移動しよう、ということになりました。

で、お値段はいくら?と調べていたら、外国人旅行客向けに格安で台湾新幹線に乗れるチケットがあることが判明。

ということで今回は、超絶お得な「高鉄3日パス」を実際に使ってきたよー、という体験記を書いておきます。

実は日本にも、外国人旅行者向けに格安で新幹線に乗れるチケットがあるんですが、いわば、それの台湾版みたいな感じ。

購入・チケット引き換え・改札で都度、日本のパスポートの提示が必要となるため、台湾在住(※)の方には使えない外国人向けの特別な格安チケットになります。

※台湾パスポートしか所有していない、の意

日本で購入・印刷→台湾でチケット引き換え

この「高鉄3日パス」、ネットで確認した範囲だと次の4社で販売しています。

海外旅行のオプショナルツアーを扱っているサイトや代理店であれば、この他にも購入できるところはあるでしょう。

あと、勝手に「高鉄3日パス」なんて名前を付けてはいますが、実際の商品名はサイトによってまちまちです。

価格は、3日間乗り放題で8,000~9,000円くらい(1NTD=3.7円)。

台北←→左營(高雄)間の正規往復運賃より安いので、1往復で元が取れちゃう計算になります。

今回は、少しだけ安かった「TAIPEI Navi」さんで購入。Eチケットはあらかじめ日本で印刷しておいて、台湾の駅で正式なチケットと引き換える仕組みです。

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Eチケットの印刷を忘れてしまった場合は、最悪、台湾のセブンイレブンでネットプリントする手もありそうですが、実際に試したわけではないので迂闊なことは言えません。

なお、この手の格安チケットですが、3日間乗り放題以外にも異なる日程のチケットも用意されています。旅程に合わせて好きなものを選ぶと良いでしょう。

Eチケット→正式チケット引き換え

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ということで、日本で印刷したEチケットを高鉄の台北駅の窓口(有人チケット売り場)で正式な3Dayパスに引き換えてもらいます。

引き換え時は窓口で利用開始日をいつからにするか聞かれましたが、申込時の予定どおり当日から使う旨を伝えました。

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引き換え時にはパスポートの提示も必要で、Eチケット申込み時に入力したパスポート番号との照合が行われます。

所要時間ですが、チケット引き換えと同時に座席指定もしたところ、たまたま何かに手間取っていたのか意外と時間が掛かりました。有人窓口の待ち行列が長い場合もありますので、正式チケット引き換え時は、時間に余裕を持っておきたいところです。

どうしても時間が足りない!という場合は、最悪、座席指定を諦めて自由席に乗る手もなくはありません。が、自由席の数は少なめ。停車駅が少ない列車だと長時間立ちっぱなしになるかもしれません。

そして、台北駅の有人切符売り場には運行予定と停車駅を表示するディスプレイが。日本だと「のぞみ」がメインで「ひかり」「こだま」は少なめですが、台湾新幹線では停車駅が少ない「のぞみ」相当の列車の運行本数がかなり少なめとなっています。

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そのため、左營(高雄)や台南まで足を伸ばす場合は、運行時間や停車駅に気を付けた方が良いでしょう。

(※余談ですが、台南には止まらない列車もあります。台湾新幹線は停車駅の数で所要時間が大きく変わるので、時間帯と目的地によっては、左營(高雄)周りで台南へ行くルートの方が早いケースもある気が…。ちゃんと調べてませんが。)

改札の出入りにはチケットとパスポートが両方必要

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先にも説明したとおり、こちらのチケットで高鉄に乗るには、都度、チケットとパスポートの提示が必要になります。

これはつまり、無人改札は使えず、有人改札しか使えない、ということを意味します。

そして、乗る時だけでなく、降りる時にもチケットとパスポートの提示が必要です。

ちょっと不便ですが、かなりお値打ちなチケットなので仕方が無いところですね。

正式チケットへの引き換え無しの単純な座席指定だけなら、時間も掛からずあっという間でした。

座席予約時の駅員さんの対応もとても親切。3Daysパスを使う旨と、目的地、座席指定を取りたい列車の発車時刻を伝えると、「もう一本早い電車の方がかなり早く着く」と教えてくれることも。(その後、相方がコーヒースタンドで唐突にも注文後5分もかかる特殊ドリンクを注文するという危険な行動に出たため、危うく間に合わなくなるところでしたが)

座席指定が取れると、チケットに電子発票したシールを貼ってくれたり、手書きで列車番号や座席番号を書いてくれたりします。
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乗車時は、ここで指定された列車の指定された座席に座るだけです。(口頭でも座席番号は教えてくれますが、鳥頭ですので(苦笑))

いろんな駅から4回乗りましたが、有人改札に人がいないことは稀にはあったものの、待っていたらすぐに駅員さんが来ましたし、そこまで身構える必要はないなー、と思える使い勝手でした。

余談(高鉄限定の駅弁と車内販売)

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高鉄 台北駅では、時間帯によっては「高鐵便當」なんてものが売られてます。これは高鉄でしか買えない限定の駅弁で、中身はこんな感じ。

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数年前の訪台時、(駅弁で有名な)福隆で食べた駅弁はいかにも台湾北部、という感じの強烈な風味でしたが、その点、高鐵便當の味付けはかなりマイルドです。

台湾っぽい味が好きな人には圧倒的に物足らないとは思いますが、こちらの方が日本人の舌には広く受け入れられやすいのかも、とは思いました。(僕は福隆の駅弁の方が圧倒的に好きですが。)

また、高鉄の車内販売で売られている「700Tクッキー(高鐵列車糖霜餅乾)」も要注目。

1枚40NTDと台湾にしてはお高めですが、可愛らしさと見た目からは想像できない「意外と食べられる味」が特徴。インスタ映えを狙う人は買ってみることをオススメします。

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なんかかわいいものが入ってる感じがするでしょ?

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このアイシングクッキーを見ていると、あの精悍な「700T(台湾新幹線の車両型式)」が台湾の方にはこう見えているのか、と微笑ましく思います。台湾の方ってファンシー好きですよね。

検索したら製造シーンを見つけてしまいました。きゃー、カワイイ!

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