last update 2019年2月14日 1:45

Alexaの「サーモスタット」機能でエアコンを操作する【スマート家電リモコン】

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「アレクサ、エアコンを2度上げて」

とか、

「アレクサ、エアコンを27度に設定して」

みたく、カッチョよくスマートスピーカーからエアコンを操作したい、という夢を叶えてくれるスマート家電リモコンの「サーモスタット」機能。

すげー便利な機能なのに、どうやら実際に使いこなしている人があまりいない予感がしたので、ちょっくらレビューしたりまとめたりしてみます。

えーと、ここでいうスマート家電リモコンってのは、ラトックシステムの「RS-WFIREX4」「RS-WFIREX3」のことを言ってます。

エアコンなのになんでサーモスタットなの?

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と、その前に、まずは、多くの日本人が最初に引っかかるであろう「Alexa では、どうしてエアコンがサーモスタット扱いなの?」という疑問から。

これに関しては、お国柄の違い、というのがその理由。

Alexa が誕生した米国では、家庭の冷暖房は全館空調システムが一般的。サーモスタットは、その温度調整用コントローラとして、たいてい各エリアごと、あるいは1軒に1つ設置されている、という住宅事情が背景にあるわけです。

とりあえず、Alexa の「サーモスタット」というのは、日本でいう「エアコン」みたいなものだと理解しておけば良いです。

まずはAlexaからサーモスタット(エアコン)をONにしてみる

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Alexa+スマート家電リモコンのサーモスタット機能の最初のハマリどころは、Alexa アプリから見てサーモスタット(エアコン)がさっぱり動いていないように見えることでしょう。

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「デバイスが応答していません。」なんて表示を見ると、うっかり「使えない!」と思ってしまいそうですが、そんな時は焦らずに、「Alexa、エアコンをつけて」と言ってみましょう。

ほーら、こんな感じで温度が表示されましたね。

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(※2019年1月以前に Alexa スマートスキルにエアコンを登録済みの場合、スマート家電コントローラーアプリから Alexa への再登録(Alexa 連携画面で機器を消して再度追加)が必要です。)

ここまでこれば、あとはもう Alexa に命令し放題。

「アレクサ、エアコンを暖房にして」
「アレクサ、エアコンを2度下げて」
「アレクサ、エアコンを25度に設定して」
「アレクサ、エアコンは付いてる?」

などなど、自由に操れるようになります。

ちなみに、命令した内容は、リアルタイムで Alexa アプリにも反映。

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恐らくはスマート家電リモコン側だか Alexa スマートスキル側に現在の設定温度を保持しているからだと思われますが、温度の相対指定(1度上げて、とか)も可能。ただし、リモコンからの操作内容は Alexa 側には反映されませんので、Alexa 側の表示を信用したいなら、基本的には音声だけでコントロールする感じになります。

注意点としては、Alexa への温度指定は1度単位、という点。例えば「23.5度に設定して」なんてコマンドは、サーモスタットのスマートホームスキルは理解してくれません。

また、「アレクサ、エアコンを暖房の21度にして」のような「欲張りコマンド」も通らないようです。この場合、

  • 「アレクサ、エアコンを暖房にして」
  • 「アレクサ、エアコンを21度にして」

と2つの命令に分ける必要があります。

スマート家電リモコン独自のカスタムスキルなら、こんな欲張りコマンドも通るんですけどね。

定形アクションでの利用は現状、難あり

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Alexa の「定形アクション」からはサーモスタットの温度のみが指定可能。冷房・暖房の指定はできません。

現在の気温によって自動的に冷暖房が切り替わる、といった複雑な動作もしてはくれません。最初はこのあたりがちょっと分かりにくいかも。

あと、ここは思いっきり指摘させてもらいたいのですが、少なくとも手元の環境(複数機種のエアコンと家電リモコン)で確認したところ、単純に「エアコンを付けて」と命令すると必ず冷房になってしまいます。恐らくはそのせいで、定形アクションから冷房しか使えない、という不幸な副作用が発生しているので、是非ともここは改善してほしい。

恐らくは、スマート家電コントローラーの専用アプリ側で設定したエアコンの「電源オン」時の冷暖房モードがデフォルト値になるべきところが、現状、設定を無視して常に「冷房オン」の設定を参照しちゃうようです。(修正されたら、この部分は直します。)

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ということで、とりあえず現状仕様のままだと、冬場は Alexa の「定形アクション」からサーモスタットは使い物にならない、と考えて良さそう。

ただし、リモコンの赤外線信号を学習するなどの回避策はあるので、どうにも困る、というとこまでは行かないかな。

というか、最近の高性能エアコンって、リモコンの赤外線を学習した方がより細かなエアコンの制御ができるんですよね…。でも直せるなら直して欲しい仕様です。

現状のままでもかなり便利なサーモスタット機能

ってことで、一部、玉にキズなバグがあるのは残念ですが、そこは「エアコンを暖房にして」と言いかえるなどの回避策もありますし、概ね快適なこの機能。

状況に応じて書斎の温度・湿度を細かく管理したい僕としては、これぞ待ってた機能、という感じです。

温度の相対指定ができるのも素晴らしくて、書斎でエアコンのリモコンを手に取る機会がグッと減りました。もう、リモコンは仕舞っちゃおうか。ってくらい。

除湿←→冷房の運転切り替えとか、夏場に試したいことも色々とありますが、とりあえず、この機能を待っていたからあえて低機能エアコンを付けた書斎に関しては、すべてのエアコン操作が Alexa 頼りになりそうです。

ちなみに、日本のエアコンは温度だけでなく、湿度・風向(上下左右)・風速・体感温度・エコ設定など、非常に細やかな設定ができますが、現状の Alexa のサーモスタット機能からは、そのような日本の高機能エアコンの複雑な機能を使うことはできません。

双方向通信タイプの赤外線リモコンでしか使えないような複雑な機能は、従来どおり、スマート家電リモコンの学習機能を使って、音声で呼び出せるように設定するのが良いと思います。

ただ、音声で手軽にエアコンを制御できるようになると、なんか高機能エアコンって必要なんかな?って気になってきちゃうんですよね…。

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