【Alexa】定型アクションで無音のウェイトを入れる方法

Long Time Ago

今回は、Alexa の定形アクションで、複数アクションの間に無音のウェイトを入れる方法を紹介しておきます。

例えば、家電リモコンで家電へ赤外線を飛ばす際、複数の赤外線信号の間に数秒間ウェイトを空けないと動作しない場合などに重宝する技です。

Alexaの定型アクションで無音のウェイトを入れる方法

結論から言ってしまうと、現在の Alexa の定型アクションには、何もせずに待機する「ウェイト」に相当する機能はありません。

なので、ウェイト代わりになる無音のアクションを探して、アクションとアクションの間に挟んでやる必要があるわけですが、ここで提案したいのがコレ。
how_to_insert_wait_to_alexa_action_11_sh

Alexa に長音記号「ー」と喋らせる方法です。えー、それだけ?と思われるかもですが、コレが意外と使える。

具体的には、定型アクションにアクションを追加する際、「Alexaのおしゃべり」の、
how_to_insert_wait_to_alexa_action_6_sh

「カスタム」を選択して、
how_to_insert_wait_to_alexa_action_7_sh

「ー」と入力。
how_to_insert_wait_to_alexa_action_10_sh

で、赤外線信号を出すアクションとアクションの間にこんな感じで追加してやればOK。順序は右のハンドルで変更できます。
how_to_insert_wait_to_alexa_action_9_sh

これだけです。手元の環境だと2秒弱くらいの見事なウェイトが入ってくれました。

ウェイトに関しては色々なワードを試してまして、"ん" とかでも「なんかアレクサが唸ってるなー」くらいであまり気にならないわけですが、"ー" なら完全に無音。静寂な空白がそこにはあります。

あと、こういうのもダメなパターン。
how_to_insert_wait_to_alexa_action_3_sh

ということで、英語版だとどうしたら良いかは分かりませんが、少なくとも日本語版 Alexa の定形アクションでは「ー」がウェイト代わりに使えることが分かりました。

本当は Alexa 側で用意しておいて欲しい機能のような気もするんですけどね…。

以前はこの手の約物は喋ってくれなかったような気もしなくはないのですが、気のせいかなぁ…。

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