last update 2019年11月14日 14:17

NetBeans IDE 11.0でDart Sassを使う方法

Computer troubleshooting concept vector illustration.

Windows 10 上の NetBeans IDE 11.0 で Dart Sass を使えるようにする手順を紹介します。

具体的には、次のエラーが出る場合の対処方法になります。

Could not find an option named "cache-location".

Dart Sassのインストール

今回は Windows 向けのパッケージマネージャ ”Chocolatey” を使って Dart Sass をインストールします。

Chocolatey のインストール手順の正確な情報は、次のリンク先で確認してください。

手順としては、管理者権限の PowerShell から以下の操作をするだけ。

  1. Get-ExecutionPolicy して、”Restricted” なら先のリンク先で指定されたコマンドを実行
  2. 先のページに書かれている1行コマンドを実行して Chocolatey をインストール

非常に簡単。

Chocolatey のインストールが完了したら、次のコマンドで Sass もついでにインストールしておきます。

$ choco install sass

こちらも簡単ですね。

インストールが完了したら、念のため Windows を再起動しておくといいと思います。

NetBeansでのSassの設定とバッチファイル

この状態でコマンドプロンプトから “where sass” と入力すると、

C:\ProgramData\chocolatey\bin\sass.exe

あたりに Dart Sass がインストールされている事が確認できます。

NetBeans IDE 11.0 の「Tools」→「Options」→「CSS Preprocessors」→「Sass Path」で直接このパスを指定すると、現状では、冒頭のエラーが出てしまう状態です。

その場合は、まず、以下の内容で Windows のバッチファイルを作成します。

set arguments=%*

set arguments=%arguments:--cache-location =%
set arguments=%arguments:C:\Users\USERNAME\AppData\Local\NetBeans\Cache\11.0\sass-compiler =%
set arguments=%arguments:--debug-info =%
set arguments=%arguments:--compass =%
set arguments=%arguments:-E =%
set arguments=%arguments:utf-8 =%

"C:\ProgramData\chocolatey\bin\sass.exe" %arguments%

※パスについては NetBeans IDE に出力された Sass のエラーを参考に、各自の環境に合わせて書き換える必要があります。(USERNAME部分やバージョンなど)
※このバッチファイルでは、NetBeans IDE 側にハードコードされている各種引数を削除しています。

その後、NetBeans IDE 11.0 の「Tools」→「Options」→「CSS Preprocessors」→「Sass Path」に、作成したバッチファイルのパスを指定してやります。

how_to_use_dart_sass_on_netbeans_11_sh

以上で、Windows 上の NetBeans IDE 11.0 でも Dart Sass が動作するようになるはずです。

なお、これでも動作しない場合は、NetBeans 側に表示されるエラーログを確認して、エラーの原因となっている引数をバッチファイル側で削除・書き換えてやればOKと思います。

 

NetBeans IDE 11.0 の Sass 連携は、確か Ruby ベースの “Compass” を前提とした設計になっているようですが、2019年10月現在、CSS コンパイラの「Sass」では Ruby 版が非推奨となっています。

将来的には NetBeans IDE 側が Dart Sass に対応してくれるんじゃ?という期待もありますが、とりあえず現状はこういうトリッキーな方法で乗り切っている感じです。

参考情報:

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