オマール海老だしのたっぷりのラーメンを「麺屋 三男坊」で食べてきた

 

先日、Google Japan のイベントへ招待されて東京へ行ってきた管理人。

名古屋県住みなら普通は新幹線で行くところなのですが、そこは自他ともに認める変人の僕。かねてから温めていた

「新東名で大井松田ICまで → 新松田駅から小田急小田原線で東京入り」

という超ド変態ルートを実践してみることに。

で、それはいいんですが、その帰路。神奈川県の新松田駅周辺で食事を取ることにしましてですね。その際に足だけで見つけた「麺屋 三男坊」の「オマール海老だしラーメン」がなかなか美味しかったのでレビューしておきます。

場所は小田急 新松田駅 南口から東へ歩いてすぐ。

なかなか志の高い感じの壁画。「らーめんは人生だ」ときたもんだ。

往年のブリキ看板コレクションが見事。レトロ感あふれる雰囲気です。

ふと、上に目をやるとピザポテトが100万円!

壁のメニューが賑やかしい。一瞬、定食屋かしら?と思いましたが、

もちろん、ラーメン屋らしいメニューがメイン。

店主の方に「僕、旅人なんですが、ここでは何を食べるべきですか?」と伺ったところ、「まずはオマール海老ラーメンですね」と 即答。

他にも「新松田系醤油らーめん」「小田原系タンタン麺」など、気になるメニューがたくさんありましたが、まずはオススメ通り「オマール海老だし令和らーめん」をオーダー。 なんでも、1,000円なのにお肉がたくさん入っていてお得らしい。

そう言えば、店の外に「神奈川初 オマール海老だし らーめん」 なんてのぼりが立ってたことを思い出した。ここまで推されてるのにコレを食べないって選択肢は無いよね。

ってことでお待ちどぉー。こちらが「オマール海老だし令和らーめん」 。

いきなり目に飛び込んで来たのはポッピングボバ(?)。食べても何味なのかよく分かりませんでしたが、後で調べてみるとワサビ味なのではないかとのこと。

ポッピングボバ の下には珍しい「黒なると」が。チャーシューはトロトロ系で甘くてトロッとしたタレ。今、住んでいる尾張地方はシャバシャバのしょっぱい食べ物が多いので、「あー、僕、ホントはこっち系の食文化圏だったんだなー」と思い出させてくれるトロ甘ウマい味です。

メンマに注目。色はかなり濃いめ。味の方向性はチャーシューと似た感じ。

ここの味玉はきれいな半熟。味がよく染みてて好きな味。

あと、丼のフチに柚子胡椒が盛ってある。中盤以降の味変で、スープに少しずつ溶かして楽しみます。

スープはこってり濃厚な白濁系。オマール海老だしのラーメンを他に食べたことが無いのでアレですが、とてつもない量の甲殻類を入れた時の鍋つゆを思わせる雰囲気。海老系というとあっさり味を思い浮かべそうですが、ベジポタ系の海老版か?ってくらいの濃厚さです。うまい。

麺は縮れ系中太麺。そこまで太くないのにワシワシ食べられる。濃厚なスープとチャーシューのタレが合わさったところに良く絡んで面白い味。こんな組み合わせ、アリなんだ。

こちらはチャーシュー。トロトロでうまい。

今さらだけど、お店公式のオススメの食べ方はこちら。まずはそのまま。そして柚子胡椒を溶かしながら食べる。で、最後は胡椒を3振りしてバカニラを入れる。

胡椒とバカニラは卓上にあります。

後半戦。チャーシューのタレがいい感じに染み出てきて、胡椒とバカニラを入れると、一気の味のシンフォニーが広がります。まぁ、海老と胡椒の組み合わせは合うよね。

もう深夜だってのに、うっかりスープまで完食。丼の底には海老の破片がたんまりと溜まっていました。なるほど、エビの旨味が凄いわけだ。

僕、基本的にはひとりでラーメンを食べたりはしない性格なのですが、ここのラーメンとスープはちゃんと料理だなー、と感じられるレベル。ラーメン嫌いでもしっかり満足できました。

小エビによるある優しい味ではなく、大振りなエビに独特の濃い味が特徴で、しっかりした味わいが楽しめます。

エビのラーメン?なんて思わずに一度は食べてみたら後悔はしない秀作ラーメンなんじゃないかと思います。

麺屋 三男坊(Google Map)

(※この記事は2019年に公開しました。)

Hatena Pocket Line

コメントを記入