【Windows】日本語入力がモタつく、反応が悪いなら「Microsoft IME」を試す手がある

 last update 2020年5月26日

管理人は長らく、Windows での日本語入力は「Google 日本語入力」を愛用してきましたが、ここ1年ほど、デスクトップPCでのみ Windows 標準の「Microsoft IME」を使っています。

今回は、その理由について簡単に書いていきます。

デスクトップだとGoogle日本語入力より明らかにレスポンスが良い

すべてのデスクトップPCでそうだとは言えませんが、少なくとも Chrome 上で書類を作ったり記事を書いたり、また、Evernote を使っている範囲では、Google 日本語入力よりも、なんでか「Microsoft IME」の方が明らかにレスポンスが良い。

「Google 日本語入力」は、どーもワンクッション置く感じで、キー入力の反応の悪さ、というか遅さを感じるわけです。

どうやら ATOK 使いの中でも「Microsoft IME」の方が速い、と言ってる方もいたりするので、少なくとも2020年現在においては、Microsoft IME の方が軽快に日本語入力できるケースはそこそこありそうな予感。

昔話で恐縮ですが、Windows では Vista 以降、GPUも含めたPCの速さが文字入力の快適さに大きく影響するようになったと記憶してまして、今でもグラボを交換すると文字入力の快適さが大きく変わったりするんですが、その差に近いものを感じる、と言えば伝わるでしょうか。うーん、伝わらないかなー。

十分に速いマシンだと差が出る?

この話の難しいところは、どんな環境でも「Microsoft IME」がオススメ、とは言い切れない点。

というのも、手元の色々なマシンで試したところ、中には「Google 日本語入力」の方が高速な場合もあるんですよね。

具体的には、古いノートPCの場合だと「Google 日本語入力」の方が快適。

結局のところはグラボも含めたPCの速さによって、どちらのIMEが快適かが変わってくるのではないか、という気がしています。

毛嫌いせずに「Microsoft IME」も試してみると良い

ということで、なかなか歯切れの良いことを言えないわけですが、1つだけ言えることは、「Microsoft IME なんて微妙に決まってるから試す価値は無い」なんて事は全然無い、という事です。

変換効率やらなんやらで、古参ユーザーの中には Google 日本語入力に絶対的な信頼を寄せている方もいるかもしれませんが、現在の Microsoft IME は、固有名詞変換の弱さは否定できないものの、以前と比べれば各所とも格段に改善されています。

ということで、入力レスポンスにこだわる人であれば毛嫌いせずに「Microsoft IME」も試してみるのがオススメ。

なーんか最近、お気に入りの日本語入力ソフトの反応が悪い、とかキー反応が遅い、ということでお悩みの方は、ぜひ、参考にしてみてください。

ちなみに「Microsoft IME」でも、「変換」「無変換」キーで Mac っぽく「かな/英数」を切り替える設定も可能、かつ、実用になりますので、そこがネックになっている人も臆することはありませんよ。

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