【スマート家電リモコン】Alexa連携時に部屋名が勝手に頭に付く・付かないパターンについて

 last update 2020年6月19日

ラトックシステムのスマート家電リモコンで、Alexa スマートホームスキル登録時、機器名の頭に勝手に部屋名・リモコン名が付いたり付かなかったりする件について、詳細仕様を確認したので説明しておきます。

これはどういうことかというと、例えば、「リビング」という名前の家電リモコン内に、こんな感じで機器が登録されているとして、

Alexa スマートホームスキルの機器登録時、勝手に「リビングの~」という名前が付いたり、

あるいは、こんな感じで「リビングの~」と付かなかったりするんですが、その理由と違いは一体どこにあるのでしょうか。

2台目以降の家電リモコンには自動で部屋名・リモコン名が付く

結論から言ってしまうと、Alexa スマートホームスキルの機器名の先頭に部屋名が付くのは、

  • 「家電リモコンが複数台あり、2台目以降に登録された機器」の場合

ということが分かりました。

これは例えば、こういう順で家電リモコンが登録されている場合、先頭の「リビング」については機器名の先頭に何も付かないが、「書斎」については機器名の先頭に「書斎の~」と付く、ということ。

また、家電リモコンの登録順が以下の場合、「書斎」の機器の先頭には部屋名が付かない、ということになります。

以前はこのような仕様はなかったのですが、とにかく、現在ではこのような仕様になっている状況です。

複数スマホの場合、家電リモコンの登録順にも注意

個人的には、複数スマホ間でスマート家電リモコンの登録順を合わせるのは面倒なので、2台目以降の家電リモコンの機器名には手動で部屋名を入力するようにしているのですが、正直、この辺りの詳細仕様については、何がベストなのか、良く分からない感じがしなくもなかったり。

と言うのも、Alexa って「書斎のエアコン」を「書斎」というグループとして解釈しちゃう場合があって、その場合の対策として「書斎エアコン」という機器名にすると回避できる、という仕様というかクセがあるので、スマート家電リモコン側が勝手に機器名の先頭に「書斎の」と付けてしまうことが正義と言えるのか、特に機器名と部屋数が多い場合だと自信が持てないんですよね。

この辺り、最終的には Alexa 側が修正すべき内容とは思うので、ラトックさんがどういう仕様にしてくるかは不明ですが、とりあえず現状仕様としてはこういうことになっているので、複数スマホ間でリモコンデータを(手動)同期している場合は、家電リモコンの登録順にも気を付けた方が良い、という辺りは意識しておくと良さそうです。

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