DJI、超小型ジンバルカメラ「DJI Pocket 2」を発表。広角化&センサー大型化

 last update 2020年10月20日
※文末リンク先、公式サイトより引用

DJI は2020年10月20日、超小型の3軸ジンバル搭載カメラ「DJI Pocket 2」を発表しました。

価格は 49,500 円。DJI公式サイトでの発送予定日は、7~12営業日後(10月20日時点)。

「DJI Pocket 2」は、2018年12月に発売され市場から高い評価を受けている「Osmo Pocket」のおよそ2年ぶりとなる実質的な後継機。

ポケットに収まる超小型でありながらカメラとジンバルを両方備えており、手ぶれ軽減・水平維持機能による安定した動画撮影を手軽に楽しむことができます。

「DJI Pocket 2」では、前機種よりも大型化した1/1.7型64MピクセルCMOSセンサーを採用、暗所性能が改善しているほか、35mm判換算20mm、F1.8(FOV 93°)の広角レンズの搭載で、より広角での撮影が可能となっています。

最大4倍のズーム機能(デジタルズームは最大8倍)、8倍スローモーション撮影、ステレオマイクを搭載し、ワイヤレスマイクにも対応。

動画撮影時の最大解像度は、3840x2160(60FPS)。

主な仕様は以下の通り。

  • センサー:1/1.7インチCMOS、有効画素数64MP
  • 重量:117g
  • サイズ:124.7×38.1×30 mm
  • ジンバル:3軸
    操作可能範囲:パン -230° ~ +70°、チルト -100° ~ +50°、ロール:± 45°
    最大操作速度:120°/秒
    角度ぶれ範囲:±0.005°
  • 駆動時間:140分(1080p/24fps時の参考値)
  • 充電時間:73分(5V/2A USBアダプター使用時)

個人的に「DJI Pocket 2」は、旧機種の不満点であった画角の狭さとセンサーサイズ、拡張性を改善した、好感の持てるモデルと感じています。

今や、光学式手振れ補正機能が搭載されたスマートフォンは珍しくなくなりましたが、水平維持機能など、ジンバルの優位性・必要性はまだまだ存在している状況です。

一般に電動3軸ジンバルは、電子式・光学式手振れ補正が苦手とするシーンでも安定した映像を得ることができるケースがあり、個人的には使い分けが重要と感じていますが、新機種が旧機種同様ヒットするのか注目したいところです。

ソース:

Hatena Pocket Line

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