【DaVinci Resolve】USBオーディオからの録音が無音になる場合の対処方法

 last update 2020年12月1日

Windows 版 DaVinci Resolve 17(Beta 2)で、USB マイクからの録音が無音になってしまう場合の対処方法を書いておきます。

具体的な症状としては、FairLight ページでマイクに適切なパッチを設定しても、録音時に無音になってしまう、というものです。

手元の環境でこの症状が発生した際は、「サウンド コントロールパネル」→「マイクのプロパティ」から、

「既定の形式」を「44100Hz(CDの音質)」→「48000Hz(DVDの音質)」へ変更したところ、症状が解消しました。

サウンドコントロールパネルの開き方はこちらから。

なお、サンプルレートの設定変更後は、DaVinci Resolve の再起動が必要になります。

音楽業界では 44.1KHz を、映像業界では 48KHz を使うのが一般的ですので、ブラックマジックデザイン側としても、基本的には 48KHz で動作確認しているのかもしれません。

必ずしも、全てのケースでこの設定が効くとは限りませんが、困っている方のお役に立てば幸いです。

ちなみに、DaVinci Resolve 16 ではこの症状は発生しておらず、17 で初めてこの症状を確認しました。過去のバージョンでも症状は微妙に違うものの、同じく 44.1KHz → 48KHz へ設定変更する事で解決した事例がありますので、このバージョン以外でも今後も参考になる機会があるかもしれません。

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