ExifToolで動画ファイルのメタ情報を全部コピーする方法

 last update 2020年12月14日

ポストプロダクションでの手振れ補正処理などにより、動画ファイル内の QuickTime などのメタデータが失われた後、それを元の動画ファイルから丸ごとコピーする方法について書いておきます。

使うのは定番アプリの「ExifTool」。

コマンドは簡単で、以下のようなものになります。

exiftool -api largefilesupport=1 -tagsfromfile [元ファイル名] -all:all -overwrite_original [先ファイル名]

小さい動画ファイルなら「-api largefilesupport=1」を除けば処理が高速化されます。また、元ファイルを上書きしたくない場合は「-overwrite_original」を削除すればOKです。

きっかけは Windows 10 のエクスプローラーから見れる「メディアの作成日時」を ExifToolGUI で更新したかっただけなのですが、エラーが出てなかなかうまくいかず。

結果、かなり乱暴な方法ですが、「メタデータを丸ごとコピーしたらいいんじゃね?」と思い、今回の方法に辿り着きました。

QuickTime 以外のメタデータ・タグもコピーされちゃうんですが、意外とちゃんと動いてくれるようなので、これで様子を見たいと思います。

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