【豆まき】2021年の節分は2月2日(火)。2月3日じゃないので注意

 last update 2021年1月19日

「鬼は外、福は内」でおなじみの節分の豆まき。

例年なら2月3日に行われる厄除け行事ですが、2021年は124年ぶりに2月2日が節分になるのをご存知ですか?

1985年以降、節分がずっと2月3日だった理由

もともと、節分は2月3日、と決まっていたわけではありません。例えば、1984年以前は4年に1度の閏年に2月4日となっていましたし、2021年以降しばらくは閏年の翌年に2月2日となる見込みであるなど、年によって2月2日~4日の範囲で変動するものなのです。

なぜ、節分の日が変動するのか。それは、地球が太陽の周りを1周するのにかかる「1太陽年」が、正確には1年365日ちょうどでなく、約365.2422日となっていることに起因します。

節分は立春の前日ですが、その立春は、太陽黄経が315度になる日です。この日時は、以下表のように推移しており、結果、1985年から2020年の間は立春のカレンダー上の日付補正が不要だったため、2月3日が節分となったわけです。

1700年以降、2100年までの立春時刻推移グラフ
※国立天文台サイトより引用

節分が2月3日じゃなくなったのは37年ぶり

節分が2月3日でなくなったのは1984年2月4日以来37年ぶり。2月2日になったのは1897年以来124年ぶりという形となります。

本題からは逸れますが、見出し画像のストックフォト、間違って般若の面の画像を買ってしまいました。買い直すのもアレなのでそのまま貼ってしまいますが、皆さんはこういう間違いをされませぬよう。

ソース:

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