last update 2021年2月19日 17:53

macOS→Winのリモートデスクトップで「ろ」が入力できない・IME OFFできない場合の対処方法

Mac から Windows へのリモートデスクトップ接続時、こんな症状が出る場合の対処方法をまとめておきます。

  • スペースキー左の「英数」キーで IME OFF にできない
  • かな入力で「ろ」が入力できない(「_(アンダースコア)」が入力される)

ひょっとすると、ローマ字入力派でもキーボードと違う文字が入力される不具合で困っていれば役立つ方法かもしれません。

なお今回は、Mac、Windows 側ともに「Google 日本語入力」をインストールしている前提で話を進めます。

また、Windows の Google 日本語入力に、「変換」「無変換」キーで IME ON / OFF するカスタマイズ設定を入れている場合についても言及しておきます。

RDPアプリは「Parallels Client」へ乗り換える

かな入力時、「ろ」が「_(アンダースコア)」で入力されてしまう問題は、Mac 側の RDP アプリを「Microsoft Remote Desktop」でなく、以下に切り替えるのがオススメです。

本来は、Parallels RAS(Remote Application Server)という専用サーバーでの利用を想定したアプリですが、Windows 標準の RDP(Remote Desktop Protocol)接続でも普通に使えます。

Mac 版「Microsoft Remote Desktop」も以前よりは大幅に改善されており、ローマ字入力ユーザーなら不都合はほぼ無いのでは?という気もしますが、Parallels Client は「かな入力」時の「ろ」も、期待通りのキーコードを送ってくれる点でさらに正確に動作するのでオススメです。

Parallels Client により、かな入力派でも安心して Mac からリモートデスクトップを使えるようになります。

「英数」でIME OFFするGoogle日本語入力の設定

ここからは「かな入力」派だけでなく「ローマ字入力」派にも関係するところですが、Parallels Client にも弱点があります。

それは、Mac のスペースキー両端の「かな」「英数」キーでの日本語入力切替えです。

最新バージョンの「Microsoft Remote Desktop」ならこれらのキーも正常動作しますが、Parallels では「英数」キーが IME OFF でなく、逆の IME ON として機能してしまうのです。(※「かな」キーは Windows の「ひらがな」キー、つまり IME ON としてほぼ期待通り機能する)

原因は、Parallels Client が「英数」キーを Windows 上の仮想キーコード「240」、つまり「英数」キーとして送信するため。

(Windowsで最近流行りの)「変換」「無変換」キーで IME ON / OFF したい人からすると、Mac の「英数」キーは「無変換」キーとして機能して欲しいので、ちょっとした対策が必要です。

具体的には、Windows 側の Google 日本語入力の「キー設定」に以下を入れることで、この症状を回避できます。

  • 直接入力:Eisu → IMEを無効化
  • 入力文字なし:Eisu → IMEを無効化

Windows 上で「英数」キーをほとんど使わない人なら、普段のローカルログイン時もこの設定を入れっぱなしで特に支障はないはず。

また、この設定は「変換」「無変換」キーでの IME ON / OFF 切替設定とも共存可能です。

これで、かな入力派の僕でも快適に Mac → Windows のリモートデスクトップ接続が使えるようになりました。

本当は、Microsoft 純正の RDP クライアントが「かな入力」を意識してくれれば、こんな苦労はいらないんですけどね…。

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