ソロキャンプ向け鋳物鉄板「ニクイタ・ソロ」がMakuakeで募集中

 last update 2021年4月1日
※Makuakeプロジェクトページより

最近、僕らの仲間内で、

鋳物の鉄板で料理すると、めちゃくちゃウマい!理由は分からん!

ってのがブームなんですが、そんな楽しさをアウトドアでも満喫できる、ソロキャンプ向けのお手頃価格で高品質な鉄板がクラウドファンディングサイト「Makuake」で募集中です。

プロジェクト期間は2021年5月8日まで。

リターンのソロキャンプ用鋳物鉄板「ニクイタ・ソロ」は、サイズが A6、A5、15cm角の3種類。厚みは5mm、10mmの2種類。牛革製の専用カバー付きも用意されています。

記事執筆時点では、超早割はほぼ売り切れ。早割以降が応援購入可能な状況となっています。

シシャモが焼ける!筋模様で焦げ付きにくい鉄板

リターンの鉄板「ニクイタ・ソロ」はまだ発送前ということで、自分で使ってなくてアレなんですが、ここの社長さんが熱弁されていたのは、

「特別な筋模様で、シシャモなどの魚でもきれいに焼ける」
「鉄板なのに洗剤で洗える」
「鋳物自体が高品質」
「シーズニングの状態が分かりやすい」

といったあたりでした。(※なぜ、社長さんのお話を聞く機会があったかは後述)

多少でも鉄器を触ったことがあれば「魚の皮が焦げ付きにくくて、キレイに焼ける」なんて、にわかには信じがたいわけですが、でも、Makuake のプロジェクトページによると、どうやら本当のご様子。

「焦げ付かない・洗剤で洗える」といった特徴は、この独特な縞模様に秘密があるらしく。社長さんからは、特許庁絡みの権利保護の話も出てました。

また、鉄器はシーズニングが前提となる道具ですが、シーズニングの状態が分かりやすい、というのもハードルが低そうです。

鉄器の良さと利便性の両立、と聞けば、鉄器に興味がある人なら、「一度は使ってみたい」と思わずにはいられません。

というわけで、自宅のコンロでも使ってみたい!と思ったわけですが、今回は縁(フチ)無しなので、基本はキャンプ用。

ただ、油がほとんど出ない食材なら普通に使えそうな予感もするし、油がこぼれても気にしなければキッチンでも使えそうかも。ただし、サイズが完全にソロキャンプ向けなので、その点はちゃんと押さえておいたほうが良いです。

あの「ニクイタ」シリーズの最新作

こちらのプロジェクトを手掛ける「浅井鋳造所」さん、実は Makuake にチャレンジするのは2度目の会社さんです。

前回は「イモノビトのニクイタ」というおしゃれ形状の鉄板で、見事プロジェクト成功。

※前回のリターン「イモノビトのニクイタ」

これで肉を焼いたら、鋳造鉄器らしい溢れる遠赤効果はもちろん、蓋も無いのにやたらと熱の周りが良くて、なんでか肉がうまくなる。

ロッジのスキレット等の鉄器も持ってはいるんですが、なんでこんなに味が違うのか、正直、よく分からないんですよね。

よく買うコストコの1本売りの牛タンも、個人的にはここの鉄板で厚切りを焼くのが一番ウマい。あと、流石に火が通らないかなー、と思えるような鶏肉でも意外と普通に焼けちゃう。しかも独特のうまさが出せる。

ってことで個人的には今回の鉄板も期待できるんじゃ?と思っているわけです。

書かずにはいられない何かがある

ウチのサイト、よほどでない限り地元ネタは書かない方針なんですが、ここの鉄板は本当に気に入ってまして、他地域の方がわざわざ買う価値のあるモノだと思ってます。

ちなみにどのくらい気に入っているかと言うと、数ヶ月前、個人的にこちらの鋳造所で(ちゃんとお金を払って特注でカスタムの)鋳物鉄板を鋳込んでもらったくらいなんですよね。

この時の話も物凄く面白いので、あまり雑に扱いたくなくて「どう見せるか」を温めてまして。結果、構成しきれずにボツになりそうな予感もしているわけですが、その際、予期せず社長さんとお話する機会ができたので、そこで仕入れた情報も織り交ぜつつ、自分視点で軽めに今回の話を書いた、というわけです。

ちなみに上の鉄板、僕は事前知識なしで「知り合いが使っている(ここで鋳込んだ)鉄板と同じものが欲しい!厚さは変えてくれ!」という、かなり雑(というか無茶苦茶)なアプローチで鋳込んで頂いたんですが、実はこの会社さん、有名メーカーの鋳造試作品なんかも手掛けておられて、各所から技術だけでなく、超短納期対応などでもかなり信頼されている会社さんだと後になって知りました。なんか申し訳ない。

社長さんは「鉄に関する研究者」「製造技術も熟知」の両面を併せ持つ方の様子でした。なんで分かるかって?僕も門外漢な領域の専門的な話を聞くのが好きで、つい長話しになってしまったから。

超マイペースなので「情報を寝かせまくる」僕ですが、急に気が乗ったので書いてみました。すみません。こんなタイプの人なんです。

関連情報:

※ この記事は広告ではありません。
※ 画像のうち、右下にウォーターマークが無く、かつ、注記無きものは、浅井鋳造所様の許可の元、引用。

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