【WordPress】AMPページの内部リンク先をAMPでなく非AMPページに戻す方法

 last update 2021年8月5日

WordPress の公式 AMP プラグインを Transitional モードで運用時、テンプレートや記事中のリンク先が自動で AMP ページへの URL へと書き換えられますが、この書き換えを止める方法を書いておきます。

AMPプラグインのリンク書き換えを止める方法

AMP ページの内部リンクを非 AMP ページにするには、function.php に以下のコードを追加します。

add_filter( 'amp_to_amp_linking_enabled', '__return_false' );Code language: JavaScript (javascript)

AMP プラグインでのリンク書き換えは「AMP-to-AMP linking」という機能になりますが、上記のコードはこの機能を止めることができます。

余談ですが、Google Analytics のヘルプによると、

・AMP キャッシュ ページのリンク先が、サイト本体のドメインでホストされている別の AMP ページである場合は、現在のところセッション統合ができません。

https://support.google.com/analytics/answer/7486764?hl=ja#zippy=%2C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9

とのことですが、PC 版 Chrome で確認した範囲ではこの遷移パターンでも cis は正しく引き継がれているため、Google Analytics 上からは同一セッションとして認識されているはず、というのが2021年8月時点での僕の見解です。

したがって、今回の AMP-to-AMP linking の無効化をわざわざする理由は、少なくとも1つは減っているような。

ただし、他のブラウザでは未検証ですので、環境によっては意味があるかもしれません。

ソース:

Hatena Pocket Line

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