DJI、モジュール式のアクションカメラ「DJI Action 2」を発売

 last update 2021年10月28日

DJI は2021年10月27日、モジュール式のアクションカメラ「DJI Action 2」を発売しました。

価格は「DJI Action 2 Power コンボ」が49,500円、「DJI Action 2 Dual-Screen コンボ」が63,800円。

「DJI Action 2」は 1/1.7 インチ CMOS 採用のアクションカメラ。撮影機能は電子式手ブレ補正(EIS)の Rocksteady 2.0、水平維持機能の「HorizonSteady」に対応。タイムラプス、8倍スローモーション、デジタルズームでの撮影も可能。

最大4K120fpsに対応し、動画記録形式は H.264 / HEVC、記録媒体は microSD カード。レンズはf/2.8、画角155度となっている。

マグネット着脱モジュール式を採用。自撮りなどに便利な画面を搭載し本体内蔵マイクと合わせて4マイク構成での音声収録が可能になる「フロントタッチ画面モジュール」と、バッテリー駆動時間を延長できる「電源モジュール」を用意。

「DJI Action 2 Dual-Screen コンボ」には「フロントタッチ画面モジュール」が付属。「DJI Action 2 Power コンボ」には「電源モジュール」が付属する。

カメラ単体のバッテリーは580mAh。モジュール無しのカメラ単体での動作時間は70分(EISオフ、1080p/30fps、省電力モード時)。

2種類いずれのモジュール接続時も動作時間が延長され、「フロントタッチ画面モジュール」は最大160分、「電源モジュール」は最大180分までの撮影が可能となる。

カメラ本体の防水機能は水深10mまで。モジュールに防水機能はないが、別売りの防水ケースにより、モジュール込みで最大水深60mまで使用可能となる。

周辺機器にはリモコン付属の延長ロッド、マクロレンズ、磁気ストラップ、磁気ヘッドバンド、磁気アダプターマウント、磁気ボールジョイントアダプターマウントなどが用意されるほか、デュアルチャンネルワイヤレスマイクの「DJI Mic」も登場。

「DJI Mic」は2.4GHz 帯プライベートプロトコルを利用し、250m の伝送距離を実現。片方の音声トラックを-6dbで収録し、音割れ・音飛びに備える「Safety Track」機能。クリップマグネットで薄手の洋服への装着ができ、トランスミッター単体での録音にも対応する。価格は40,700円。

既存のアクションカメラによる VLOG 撮影の問題点を研究しつくした感のある今回の「DJI Action 2」。各種マウントやポストプロダクションでのソフトウェア手ブレ補正も含め、すでにエコシステムが完成している GoPro の牙城をどこまで切り崩せるか、今後の動向が注目されます。

※ 価格は全て税込み。

ソース・画像引用元:

Hatena Pocket Line

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