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象印のスチーム式加湿器「EE-DC50」は自動モードが大改善。ついに完成形に【レビュー】

 last update 2022年10月6日

赤カビが出づらくてメンテが楽。ってことで、長年愛用している象印のスチーム式加湿器ですが、今っぽい見た目の「EE-DC」シリーズに買い替えたところ、旧型から驚くほど改善されていたので、レビューをお届けします。

いやね、もうこれ、確実に「今年買って良かったモノ」に入る機種ですわー。

旧型の惜しすぎる2点「自動モードの過加湿」「水タンク容量不足」

象印のスチーム式加湿器といえば、最近は「フィルター無し&スチーム式だからメンテが楽」という認知がかなり広まった印象。

我が家でのお手入れも、

  • 2週間~1ヶ月に1回、上皿のホコリ・油汚れを拭き取る
  • シーズン始めと終わりにクエン酸洗浄(メーカー推奨は1~2ヶ月に1回)

くらい。これでかなりキレイな加湿が実現できちゃう、ってんだから大助かり。(メーカー推奨のメンテ箇所は他にもありますが)

大昔、気化式で危うく加湿器病になりかけた事がある身としては、繁忙期に加湿器のメンテなんぞやっていられないから、ってことで、サボった時の(体への)ダメージが少ないこの手のタイプを愛用していたわけです。

が、昔ながらの電気ポットのような見た目のこちらの「EE-RM」シリーズには、どうにも我慢ならない不満点がいくつかありまして。

具体的な不満点はこんな感じ。

  • 「自動」モードだと過加湿になる。「ひかえめ」設定で湿度70%超でも止まらない。センサー感度が明らかに異常。
  • じゃあ、と連続運転モードを試すも「強」「弱」の2段階しかない。「強」だと加湿しすぎて、「弱」だと加湿不足。手動での加湿量の調整も微妙。
  • 水タンクの容量が少ない。自動だと過加湿になるせいか水の消費量がハンパなく、まず1日は持たない。

リモコンにも非対応のため、僕が理想としている湿度43~50%くらいにするには、こまめに本体を操作する必要があり、とても面倒だったのです。

不満点が見事に改善された「EE-D」シリーズ

ということで、異なる出力の加湿器を組み合わせて理想の加湿環境を、とかとか、かなり面倒なことを考え始めたあたりで嫌になり、ふと、改めて商品レビューを読み耽ると、どうやら最近の「EE-DC」やその1つ前の機種では、「自動モードだと加湿しすぎる」という悪いレビューがほとんど無いことに気が付きました。

ひょっとしてこれは……「自動」モードが改善されているのでは?と薄ら思いつつも、2→3段階に増えた「連続」モードをアテにして試しに買ってみた結果。

じゃじゃーん!

奥にある2台が新型「EE-DC50」。気に入ると2つ買っちゃう病なので2台。つまり気に入った、ということ。

まず、「EE-DC50」では水タンクの容量がアップ。全力で加湿し続けても8時間連続運転できるように。

しかも、「自動」モードの強弱が2段階→3段階に改善。我が家では、8畳洋室なら「標準」に、5.5畳洋室なら「ひかえめ」にしておけば、湿度50%弱くらいのちょうどいい感じに自動調整してくれる。この自動モードが旧機種では期待通りに動かず苦労したわけです。

「自動」調湿がちゃんと動くお陰で給水回数も激減。かなり乾燥している日でも朝~深夜まで1日持つようになったので作業に集中できる。やったね!

購入前は「自動」は相変わらずダメだと見越して、最悪、2→3段階に増えた「連続」モードで対処しようと思っていだけに、これは嬉しい誤算。

我が家では、僕の書斎は気温27度・湿度47%に、嫁さんの書斎は気温24度・湿度50%前後に維持しているんですが、その範疇では今のところ期待どおりの動きをしてくれています。

部屋の広さや気密性、エアコン・床暖房の設定、家の構造などによっても使用感は変わりそうなので、それぞれ部屋の広さに合った機種を買うのが良いとは思いますが、個人的には加湿器の完成形と言っても良いのではないか、と感じる機種に仕上がっていました。

ということでお約束はできませんが、旧機種の「自動」モードが蒸しすぎでお困りの方や、給水回数が多くて困っている方は、このタイプの新機種に買い換えると幸せになれるかもよ?

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