【iOS】プライベートWi-Fiアドレスを何度でも変更する方法【トラッキング対策】

last update 2022年5月7日 12:15

iPhone / iPad などの iOS デバイスで、プライベートWi-Fi アドレス(Random MAC)を何度でも変更・切り替える方法について書いておきます。

主に、セキュリティ上の理由やトラッキングを避ける目的で使う方法になります。

「プライベート Wi-Fi アドレス」とは以下のスクショの赤枠部分の MAC アドレスのことです。

この記事まで辿り着いた方なら「プライベート Wi-Fi アドレス」欄にチェックを入れれば Wi-Fi アドレス(MAC アドレス)が切り替わるのはご存知かと思いますが、今回は、この Wi-Fi アドレスをさらに何度でも変更する方法を紹介します。

こういう "ややこしい事" を考える向きには、今さら「プライベート Wi-Fi アドレス」とは何か?の説明は不要かと思いますので、いきなり結論から書いておきます。

「プライベートWi-Fiアドレス」が切り替わる条件

iOS 15.4.1 で確認したところ、「プライベート Wi-Fi アドレス」が切り替わる法則は以下のとおりとなっていました。

  1. 同一 SSID の Wi-Fi 接続でも、iOS デバイスが変わればプライベート Wi-Fi アドレスは変わる。
    → スマホを変えればプライベート Wi-Fi アドレスは変わる
  2. 同一スマホでも接続先の Wi-Fi 基地局を変えればプライベート Wi-Fi アドレスも変わる。
    → Wi-Fi 接続を切り替えればプライベート Wi-Fi アドレスは変わる
  3. 同一スマホ、同一 Wi-Fi 基地局でも Wi-Fi 基地局側で SSID を変更すれば、スマホ側の「プライベート Wi-Fi アドレス」は変わる。
    → 同じ Wi-Fi 基地局でも SSID が変わればプライベート Wi-Fi アドレスは変わる
  4. 「プライベート Wi-Fi アドレス」は同一端末 × 同一 SSID の組み合わせ毎に発行される。
    → 「3」で過去に使用した SSID へ戻した場合、過去と同じプライベート Wi-Fi アドレスが割り当てられる。

簡単にまとめると、「プライベート Wi-Fi アドレス」は iOS デバイス× Wi-Fi SSID の組み合わせ毎に発行されます。

ここまで理解すると、「プライベート Wi-Fi アドレス」というネーミングは、なかなかに実を表しているモノだと感じるのではないでしょうか。

スマホのテザリングでSSIDを切り替えるのが手軽

さて、実運用上、プライベート Wi-Fi アドレスを頻繁に切り替える具体的な方法ですが、個人的には他にもう1台スマホを用意してテザリングの SSID を変えるのがオススメです。また、モバイルルーターを用意して SSID を変える方法もあるでしょう。

ただし、その際には「4」で指摘したとおり「その端末との組み合わせで過去に使った SSID を使わないよう管理」しないと、過去と同じプライベート Wi-Fi アドレスが割り当てられてしまう点には注意が必要になります。

「プライベート Wi-Fi アドレス」は、あくまでも Wi-Fi の SSID をまたいだトラッキングを減らす効果がある、と理解しておくと良さそうです。

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